5月20日(火)
今日の午前は滝川横(茄子)滝川奥(唐辛子)とがしさん(ピーマン)の元肥入れをしました。やよいちゃんが軽トラ3台を効率よく回してくれて、絶えず畑には軽トラに入った牛肥がある状態でした。スコップで牛肥をてみに入れたり、てみを運んで畑に撒いたりを繰り返しているうちに汗がタラタラと顔から流れ落ちました。こうして汗を流しながらみんなで全力で働けることがとても嬉しかったです。滝川横で軽トラ5杯分、奥で1杯分、とがしさんで5杯分の牛肥をやり、苗を植える前はこんなにたくさんの肥料をやるんだなぁと思いました。
午後は滝川横の畝立てをしました。私は畝立てがとても下手で、でも大好きなのでどうにかして上手く畝立てできるようになりたいと思っていました。だから今日、畝立ての作業に呼ばれて、とても嬉しかったです。更に、作業前にお父さんが来てくれたのも嬉しく、畝立てのやり方を教えてくれたのも嬉しくてやる気満々になりました。畝立てといえばいつもは追い越し方式か、1つの畝にみんなが取り付いて、短い範囲をやる方法でした。いつもは自分の範囲も誰かがカバーしてくれて、自分がきちんと畝立てできたのかが分かりませんでした。
でも今日は1人一畝を任されました。1人だと、スピードも畝の美しさも試されるわけで、一目瞭然で自分の畝立ての善し悪しが分かってしまいます。自分が任された畝に責任を持たなくてはなりません。それが嬉しいプレッシャーだなぁと思いました。
なのはなに来る前は、仕事でも何でも、試されることや競争させられることをとても辛く感じていました。それはやっぱり怒られることや、バカにされることが怖かったからだと思います。でもなのはなではそういう心配をする必要がないので、思う存分畝立てを楽しみ、没頭することができました。とにかく任された畝を最後まで終わらせようと思い、鍬を動かし続けました。横のえっちゃんの畝立てがとても速くて綺麗で、凄いなぁと思いました。
今日の畑は土がサラサラで、ゴロゴロした土や石もなくて、すごくやりやすい畝立てでした。これが粘土土だったり、雨上がりの重たい土だったりしたら、続かなかったかもしれません。最後まで楽しくできて、何とか自分の畝は最後までできました。でもならしまでは出来なかったので、また明日仕上げまでできたらいいなぁと思います。自分の畝が終わった人に対して、やよいちゃんが「お疲れさまでした。頑張ろう」と声を掛けようと言ってくれて、頑張った人に声を掛け合う空気が温かくて嬉しかったです。
また、遅れている人に対しても、「終わらなくてもいいからベストを尽くそう!」と明るい声で言ってくれたのも優しいなぁと思いました。嬉しくて安心してホッとしたら涙が出ました。
お父さんが今日はあえて1人一畝のやり方をさせてくれたのは、慣れていない人に鍬の使い方に慣れさせてあげようという優しい気持ちがあったことがとても嬉しくて有難かったです。スピードを意識するなら、もっと別のやり方を選んだと思います。お父さんの考えや、畑のみんなの温かさが嬉しかったです。
畝立ては本当に楽しいなぁと思います。綺麗な畝が少しづつ出来上がっていくのも嬉しくて、最後60mくらいある畝を見て、これを自分1人でやったのかぁと思ったら嬉しくて少し自信が付きました。
夜のソフトバレーも凄く楽しくてたくさん笑いました。少しづつですがボールに触る回数も増えてきて、サーブも入るようになってきてソフトバレーが楽しくなってきました。その後、ゆりかちゃんがダンスを教えてくれたのも嬉しかったです。