
5月20日のなのはな
永禮さんが来てくださって、野菜の支柱用の竹取りへ行きました!
今年もナス・ピーマン・ゴーヤ・キュウリと、夏野菜を育てるためにたくさんの竹の支柱を使います。今年は6~8メートルの長さの竹が約700本、支柱を立てるために必要です。
今日は今年最初の竹取り。私はこれまでも竹取りの作業に入っているのですが、やっぱり毎回竹取りの作業は特有の緊張感があります。今日は初めての竹取りのメンバーも居たり、昨年までとは違う場所での竹取りということもあって更にドキドキしていたけれど、安全に気をつけて頑張ろうと思いました。
先日に、場所作りをした竹林へ向かい、いよいよ竹取りスタートです!
永禮さんがチェーンソーを使ってどんどん竹を切っていってくださり、私は永禮さんの補助をさせていただきました。今回の竹取りの場所は、切り出した竹を溜めるスペースがこれまでよりも限られているため、切った竹をなるべく同じ方向に倒してできるだけたくさんの竹を溜められるように意識しました。
永禮さんが切ってくださった竹が倒れるとき、私が「倒れまーす!」と言うと、周りにいるみんなが「はーい!」と返事をしてくれます。長いもので14メートル以上もある竹を操るのはすごく難しくて、思わぬところに倒れてしまうこともあるため、常に声を掛け合って、安全に作業ができるようにしました。
切った竹はすにたちゃんが引っ張ってこのあと作業がしやすいように綺麗に並べていってくれて、うたなちゃんが電動剪定ばさみを使って頭打ちし、枝打ちは全員で鉄筋を使ってします。枝打ちや頭打ちで出た笹は、作業性を良くするために、あけみちゃんが軽トラックで随時崖崩れハウス前上畑まで運んでいってくれました。
少人数での竹取りではあったけれど、それぞれのポジションでみんなが精一杯動いていて、私も永禮さんが切りやすく、永禮さんの手がなるべく止まらないように心がけました。 ダイナミックな作業で緊張もしたけれど、永禮さんやみんなと力を合わせて竹取りする時間がとても楽しかったです。
枝打ちまでできた竹は、永禮さんのダンプに乗せて、古吉野のグラウンドまで持って帰りました。竹取りの期間、グラウンドには竹置き場が作られてあり、そこにこれから持って帰って来た竹をどんどん置いていきます。
永禮さんが来てくださって竹取りをしてくださり、こうして夏野菜の支柱用の竹を自分たちで準備できることがとてもありがたくて幸せなことだなあと思いました。
明日も引き続き、夏野菜の豊作に向けて、竹取りを頑張りたいです!
(よしみ)
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フルマラソンみたいな1日でした。今日1日、ナスとピーマンの植え付けに向けて準備をしました。午前は、牛肥入れをしました。ナスを植える、滝川横畑と滝川奥畑の2枚と、ーマン畑になる梅見畑の、3枚の畑です。
リーダーのやよいちゃんが、タイムスケジュールや軽トラのローテーションなど、緻密にプランをたててくれました。
2人が、古吉野の肥料倉庫に残ってひたすら牛肥を軽トラに積む人になり、あとの7人で、牛肥をまきに畑に行きました。
滝川横の畑には、牛肥を軽トラ5杯(各畑反当り1トン程度の元肥を入れます)まきます。
畑を5等分して、確実に牛肥を均等にまけるようにしました。ナスの成育に差が出たり、牛肥が1箇所にかたまって虫が出やすくならないように、均等にまきたいと、リーダーのやよいちゃんが話してくれました。牛肥まきのための牛肥まきじゃなくて、より良い野菜を作るのための作業だということを、どんなときも忘れないようにしようと思いました。
3台の軽トラをローテーションさせましたが、奥に牛肥の乗った軽トラはステイさせおいて、常に手前の軽トラから牛肥をとって、手前の軽トラが空になったら、奥の軽トラから牛肥をとりました。その間に、手前の軽トラの牛肥を補充してくれます。
そうすることで、手が止まることなくずっと牛肥をまき続けることができました。
なんだか、2匹になったら喧嘩してしまう3匹の犬をどうやって向こう岸に連れて行くかの頭脳クイズみたいで、おもしろかったです。
滝川2枚の畑を終え、梅見畑に行きました。梅見畑にも、軽トラ5杯の牛肥をまきました。この時点で、少し時間が押してしまい、昼食時間までに終わるかどうか怪しくなってきました。しかし、みんなで必死で牛肥をまきました。最後30分の追いあげがすごかったです。昼食30分前の時点で、畑半分弱くらいの牛肥まきが残っていたのですが、みんなの気合いと意地で、終わらせました。
午後からは、うね立てです。お父さんが畑に来てくださり、効率の良いやり方を見てくださいました。うね立てのコツは、自分の中でルールを作って規則的にやることだと、話してくださいました。真ん中の土を鍬2すくいであげて、次にうねの際の土を鍬2すくいであげるという感じです。でたらめに土をあげるよりも、そうすることで、リズムができて、すごくやりやすくなりました。
お父さんが、うね立てコンテストをやろうと、言いました。ひとり、ひとうねです。聞いたときは、少しびっくりしました。なのはなでの定番のうねたてと言えば、4人でひとつのうねを追いかけっこ方式でやるうねたて。
この長いうねを、ひとりですか?と、一瞬耳を疑いました。しかし、やってみたら、土がふっかふかで、超絶楽しい!このふっかふかの土を、こんなにたくさんうね立てできるなんて、何というパラダイス。いつまでもやっていたいくらいに、楽しくて、長い距離をうね立てしていると、上達していっているのを自分でも感じて、自己肯定感が上がる作業でした。
長い距離をうね立てしていると、フルマラソンみたいだと思いました。はやくやることも大切ですが、体力を最後までもたせることも大切。また、はやさだけじゃなくて質も大切。はやさと質と体力の一番良いポイントでやっていると、いつまででもやっていたいくらいに楽しかったです。
お父さんが、私のうね立てに、「ショートストローク数稼ぎ型」と、名前をつけてくださいました。私は、ゆっくりと鍬を動かして一回にたっぷりの土をあげるというよりは、少しずつ土をあげて鍬を動かす回数を多くする方法が、やりやすくて体力が長持ちします。お父さんのネーミングと言い方がおもしろかったのですが、無自覚だったので、私はショートストローク型なんだということが、発見でした。
明日、ナスを植え付けるから、なんとか終わらせたいけど、これは厳しい。そんなとき、リーダーのやよいちゃんが、「終わらなくてもいいから、べストを尽くそう」と、声をかけてくれました。終わるのは厳しくても、べストを尽くして、なるべくたくさんのうねを立てて、明日植え付けがやりやすいようにしようと、やる気を入れ直しました。
2割くらい、残ってしまったのですが、みんなで全力でべストを尽くした時間が、本当に楽しくて、終わった後は全へとへとだったけれどそれが気持ち良かったです。
(えつこ)
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ずっとずっと楽しみにしていたミニトマトの植え付けをしました!
今回、ミニトマトは新ハウスに植えるということでまず新ハウスに苗や定植で使う道具を運ぼうとなり運んでいきました。最初に苗を持った時、葉っぱからミニトマトの匂いがして本当にこれがミニトマトになるんだなと思うともうわくわくが止まらなくて、早く植え付けたい! 育てたい! という気持ちになりました(笑)
ミニトマトの株には一番花が咲き始めていて、初めて実際にミニトマトの花を見たなと思うのですが、こんなにも野菜の花が綺麗なんだと思ったのは久しぶりで凄く心がぱっと明るくなったなと思います。
まず最初は、私となつみちゃんでポットをうねに置いていきその時に大事なのが花を1方向にそろえるということを教えてもらい、そうすると見栄えや収穫するときに良いと教えてもらいました。
まだつぼみが無かったり咲いていない株があったりしていたので、私がラッグを持ちなつみちゃんが花の向きをみて咲いていないのはここにつぼみをつけるだろうと推測しなつみちゃんが置いていってくれました。
ミニトマト1番花がは大事らしく、苗が大きく伸びていて葉っぱが引っかかっていたりするのもありそーっと苗を落とさないように慎重に苗を置いていってくれているなつみちゃんの姿がありました。前まではあまり野菜の事をしりたいだとか思うことはあまりなかったようなきがするのですがこうして野菜の事をたくさんしっている人と作業をさせてもらうことや真剣な姿を見させてもらう事で私もそうしてもっと野菜の事を知りたいと思うようになりました。
そして、苗をおいていくのを追いかけてせいこちゃんが植え付けていってくれました。
ポットを置き終えるとせいこちゃんに合流して植え付けに入ったのですが、その時にコツをもう1つ教えてもらいました。植え付けるときに苗のバイド乾きやすいのでバイドが見えないようにうねと平行に植えていくこと、そして竹に近づけて竹に絡まって伸びていくように竹のすぐそばに植えることが大事でポイントだと教えてもらいました。
どんどんと植え付けていきこのハウスがミニトマトいっぱいになるのかなと思うと心がるんるんと躍り早く夏が来てほしいというような夏が待ち遠しい気持ちでいっぱいになりました。植え付ける時にミニトマトが凄く柔らかくてぽきっと折れそうで怖いなと思う気持ちもあったのですが、無事最後までおらずに植えることができ安心したし、ミニトマトハウスができる想像をしていると凄く嬉しくて今から楽しみな気持ちで胸がぎゅっとなります。
植え付けを完了したら、次は水やりでした。なんと、ここでハプニングがありました、、。土はけが良すぎて水をはじいてしまい水が土にしみないという事件が起きました。水やりをしても意味がないどうしようとなっていた時なつみちゃんやせいこちゃんが一瞬で即時にどうするか考えてくれました。それは土を盛り上げ堤防を作り真ん中を少し掘り株と株の間に池を作ろうという対策でした。堤防を作っていきなにか粘土を触って作っているような感じで凄くその工程も楽しかったなと思います。
そしていざ水がしみるか……どきどきでもう1度水やりを再開しました。そしたら株と株に作った穴に水がたまってくれて、堤防のおかげで水が下になだれ落ちるのを防げました。このことがすごく嬉しくてこれでミニトマトが大丈夫なのかと思うと安心したなと思うし、ハプニングが起きてしまっても瞬時に考えてくれたなつみちゃんやせいこちゃんがかっこいいなと思い、1つ1つの工程が楽しかったし嬉しかったなと思います。
1つの工程だけでもこんなに変わることやどんな状況でも対策があることを知りやっぱり畑って野菜っておもしろいという気持ちになりました(笑)
そして、水やりを終えると次は、誘因をしました!私は初めて誘因をしたなと思うのですが竹と苗を結んでいくのが凄く楽しかったなと思います。それに最初ぐたっと倒れてしまっていたのが誘引して自立してくれると凄くすかっと嬉しい気持ちになりました(笑)
支柱に沿ってミニトマトが育っていくようにと誘因をしたのですが、正直あまりうまくは出来なかったのですがせいこちゃんやなつみちゃんがカバーしてくれて最終的にうまく誘因できミニトマトにとっていい植え付け、誘因ができたなと思いとっても嬉しかったです。ミニトマトの作業をしていてもそうだったのですが、最近野菜を手入れするときに考える事がありそれは野菜の気持ちになって考える事です。
これまではなんとなくしてなんとなく終わるそんな感じが多かったのですが今は、はっきりと何のためにこれをするかとか野菜気持ちになりしていると凄く1つ1つの工程がさらに面白いなと感じます。
そして、私はミニトマトの担当なのですが、今日から本格的にミニトマトの手入れや見回りが始まるなと思い明日から毎日ミニトマトを見に行くのが凄く楽しみです。また私の中の楽しみが1つ増えたなと思います(笑)
いい野菜に出来るようにこれから一生懸命頑張っていこうと思わせてもらうような作業で凄くいいスタートダッシュができた作業でした。
(かのん)
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