「見返りを持たない」 ゆうな

5月19日

 今日は嬉しかったことがあります。自分は、今日桃の摘果をしていたのですが、1つの木に桃メンバ―みんなで取り付いていて、さやねちゃんと脚立を立てる位置が重なってしまいました。私が立てていた脚立のところにさやねちゃんが立てたそうにしていて、自分は「あ、ここどきます、別の場所からします」と言いました。
 その時は、自分は他の場所も残っていたし、私のほうが脚立が低かったのですぐどきやかったので、それとなしに取った行動だったのですが、後で、さやねちゃんが笑顔で「ゆうなちゃん、脚立の場所譲ってくれてありがとう」と言ってくれました。その時、すごくうれしい気持ちでいっぱいになりました。
 昨日の集合で、お父さんが何かすることに、見返りを持たない、そうしたらいつか何か帰ってくる、と教えていただきました。自分は今日のこの出来事が、お父さんが言っていたことと重なるのかな、と感じました。私はそのさやねちゃんの言葉がすごくうれしくて、幸せの気持ちでいっぱいになりました。

 

 今日の夜はかにちゃんが太鼓を教えてくれました。風の舞のリズムを教えてくれて、自分は楽器とかダンスとか、全く一切やってこなかったので、リズムを覚えるのが激難。そのリズムに合わせて、バチを動かすのも、すべてが難しくて、なかなか覚えられません。そんな私に懲りずに、かにちゃんが丁寧に教えてくれて、本当に涙が出そうになるくらいありがたくて、うれしいです。なかなか覚えられない私を、ぶち破って、しっかりリズムを刻めるように、日々努力します。
 毎日寝る前に、リズムを練習してから寝ます。早く、みんなと、一緒にたたけるようになりたい!!!

 そしてお父さんから、私が最近悩んでいること、桃作業に対して、「やらなきゃ、しっかり、ちゃんとした基準で」そういう強迫的な気持ちでやっていて、作業中は息が苦しくなるほど苦しい、そんな悩みがあることを相談させていただいて、お父さんから「もっと気楽にやっていい、お父さんは、自分ができてると思って、こんな感じかなという感じでやってる、優奈もピーチ姫になった気分でやったらいいよ」と教えて下だって、お父さんの言葉1つで、一気に、気持ちが楽になって明日から頑張ろうという気持ちになりました。お父さんならどうやるか、それをしっかり聞いて、お父さんのように、気持ちを楽に、楽しんで、摘果をしていきたいです。私は、明日から、お父さんになったつもりで、ピーチ姫になったつもりで、摘果します。明日も全力で頑張ります。