5月19日のなのはな

お弁当を持って、桃畑へ! 最近は一日の大半を桃畑で過ごしています。
新しい桃チームのみんなと、朝起きてすぐに桃畑へ行き、食事以外の時間は、気が付けばずっと桃の摘果をしています。
なぜならタイムリミットが迫っているからです。桃はもうすぐ硬殻期、という大事な時期に差し掛かります。その頃には、実を落としてはいけなく、硬殻期までに摘果を終わらせられるように、急いでいます。満開から40日頃までに終わらせるのがよいのですが、開花が早かった早生品種は、その日が明日頃になります。

今、桃の実は、5センチぐらいに大きくなっています。全面にネットが掛けられていて、去年と比べても、圧倒的に虫食いの実が少なく、綺麗な実がたくさんあります。
桃の実を割ってみると、中は、透明の胚が入っていて、その周りが白くて、その外側が、薄緑色になっています。今は、実にハサミを入れると、シャキッと抵抗なく切ることができるけれど、硬殻期になると、白い部分が、種になるために硬くなっていき、色もクリーム色っぽくなっていきます。硬殻期が終わるころには、実にハサミが入らなくなります。
中の実の変化が外からはとても分かりづらいけれど、常に動いて、成長を続けています。
毎日桃畑に行くと桃の実が大きくなっているかどうか分からないけれど、2日も桃畑に行かなかったら、2日の間に随分と実が大きくなっていて驚くことがたくさんあります。ハイスピードで成長していくので、休まることがありません。

摘果は、予備摘果と仕上げ摘果の2段階があります。今日から、仕上げ摘果に入りました。開花の早かった早生品種から進めました。
お父さんや、桃チームのみんなと打ち合わせをして、今年は、自然農薬など、新しく試みることがたくさんあるので、最終着果数よりも少し多めに残す方針になりました。具体的に、最終的には30cmに1果ぐらい実を付けるのですが、今日は、20cmに1果ぐらい残しました。多めに残した分は、袋掛けの時に、最終的に選別することになりました。
20㎝が大体、握りこぶし2個分で、とても分かりやすい基準がありました。そのため、時間が経っても、間隔がずれることがありませんでした。

また、残す実で迷った時には、葉っぱの根元に付いている実を残すようにしました。これは、葉っぱの根元に付いている実の方が、美味しい実になるためです。実の成長と同時に、葉っぱもどんどん茂ってきていて、1芽から、大体10枚程度の葉っぱが開いています。
桃の実1つ養うために、葉っぱ80枚~100枚が必要のようです。それだけ、実を1つ生らせるために、養分が必要なのだなと思いました。桃にとっては実を生らせることは大出産になるので大変だろうなと思います。少しでも、桃の樹が負担にならないように、気持ちを沿わせて作業したいなと思いました。


実の数を、最終形に近い数に絞っていくのが、とても緊張しました。残した実の大半が、収穫に繋がるので、責任重大だと思いました。早生のはなよめなどは、ちょうど1か月後ぐらいに初収穫ができます。それまでの期間で、何事もなく良い収穫に繋げられるかどうか、保証もなく祈るような気持ちだけれど、チームのみんなと協力して、良い形で収穫に繋げられるようにしたいです。
(りな)
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どうか桃が守られますように、と気持ちを入れて桃の木に自然農薬の防除をしました。
雨後、病気が広がりやすくなっているので、病気の菌が桃の木につきにくくするために、昨日は土壌に酢の散布をしました。お酢の力で土壌の殺菌です。

酢の散布を終え、今日は1日、桃にきやすい穿孔細菌病と虫の対策で、納豆水を希釈倍率400倍、唐辛子焼酎を1000倍、展着剤のグラミンを10000倍で防除薬を作り散布しました。
防除薬を作りながらも、タンクの中に顔を近づけると、納豆水の甘い香り、唐辛子焼酎のツンとした香りが分かりました。散布していても、同じ香りがします。納豆菌は見えないですが、桃の木に良い菌が増えて、桃が守られるかもしれないと思うと香りだけで嬉しくなりました。ゆきなちゃんと、「良い香りだね」と何回も言い合いました。

虫は、ネットをかけているため、ネット内にはほとんど見られず、虫の被害に合っている実も極僅かです。
穿孔細菌病は葉先の方に多く見られるため、葉先からしっかり守れるように、かけていないところがないように二人で見合って、気をつけました。
今後の経過が緊張もしますが、自然農薬、菌の力を信じたいです。また、散布の仕方や自然農薬の使い方も、より効果的にできるようになっていきたいです。
(さくら)
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パチッ。
目が覚めてから、わたしは何をするよりも先に、種の元へ向かいました。
昨日、6年生教室に作ったホットカーペットの芽出し場には、湿った布にくるまれ、ジップロックに入れられた種が、ホットカーペットとタオルケットににサンドされて温められています。
わたしは昨夜から、緊張と楽しみが入り混じった気持ちで、ゴーヤの種が入ったジップロックを開けて、布を開けると…。

なんと!昨日爪切りでカットしたところから、ニョキッと生えるように、真緑色の角が出ていて、これは昨日は見られなかったもので、種が確実に動いているのを感じて感動しました。

続いて、キュウリの種の様子を見て見ると、これは完全に根っこと言える、白い牙が1ミリもないほどですがツンツン出ていて、午後になると、オクラも発根し始めていて、芽出しが成功していて、ほんっとうに嬉しかったし、やる気のある種たちが、本当に偉いなあと思いました。

今日の育苗作業では、午前中から午後にかけて空芯菜の種を蒔きました。
人生初の、白い空芯菜の種まき。
緑色の空芯菜と何が違うのだろうと思って見て見ると、心なしか少し種が小さくて、繊細な感じがしました。
育ち方も違うようで緑色の通常の空心菜は蔓のように葉がはびこっていくのですが、白い空心菜は葉が茂りどちらかというと直立したような形で増えていくようです。生食でも食べられるようでサラダなどでも食べられるそうです。

しかし、どちらの種も、紫陽花の種の形に似ていて、種ごとに少しずつ色が違う、アイアンビューティー、という言葉が似合うような種で、ツヤツヤしていて大きくて、力がありそうに思えました。

蒔いた種は、煮えないように、しかし温度は25度前後を保てるように、半日陰で管理していきます。

空芯菜の種を蒔き終えた後は、芽出しが大成功したキュウリの種まき。
種を蒔くには丁度いい、3ミリほどに根が伸びたキュウリの種を、L字に曲がった根っこが地面に刺さるように、種を置いて覆土をしました。
キュウリは根を触られることにとても敏感で、繊細で、落花生の種まきと、キュウリの育苗は同等ほどに難しく、今年は鉢上げなどの作業をしないで、なるだけ根を触らないようにポットに種を蒔きました。

既に根は出ているので、あとは子葉が出るのを待つのみ。
キュウリは空芯菜よりも涼しい、玄関下の、さらに涼しいところで管理していくことにしました。
新しい試みが上手くいったことはとても嬉しかったし、新しい野菜の種を蒔くと、芽が出るのが楽しみで、苗のある生活が幸せだなと思います。
良い苗が出来るように、みんなで見守っていきます!
(なつみ)
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私がさせてもらった、今日の作業のラインナップはジャガイモの追肥とキャベツの追肥。桃や草刈りなどで普段リーダーをしてくれている人が少なく、今日はいつもとは違う新鮮なリーダーさんのもとでの作業でした。その中で、たくさんの刺激をもらい、たくさんのことを感じました。
午前はジャガイモの追肥。ジャガイモ担当の、すにちゃんがリーダーです。昨日の続きで、山畑の土寄せと、下町川の追肥と土寄せが残っていました。山畑の土寄せは、20分かからず終わって、下町川に移動しました。
牛肥を積んで、軽トラで運んでくれるあけみちゃんとそなちゃん。
でも、みんなで牛肥を撒くと、一瞬で追肥できてしまうし、次の牛肥が来るまでに時間ができてしまいました。

そこで、まりのちゃんにも軽トラをだしてもらって2台態勢で牛肥を運ぶこと。このことで、ほとんど途切れることなく追肥をすることができました。もう一つが、軽トラの牛肥を、てみがある限りてみに移してしまい、早々と軽トラを空ける。そしてすぐに古吉野に戻って牛肥を積んでくること。すごく流れがスムーズになって、作業効率が上がりました。

少し軽トラを待っている時間があったら、土寄せ、それでも手が余ったら大きな草を取りました。無駄な時間をつくらない。何かしている状況をつくる。意識して作業を進めていきたいと思いました。
私はジャガイモが大好きなので、ジャガイモが元気そうでとてもうれしいです。担当しているほのかちゃんに作業のことを伝えると、「今年は豊作にして、カレーライスをたくさん食べよう!」と言ってくれました。

午後はキャベツの追肥、キャベツ担当のまちちゃんがリーダーです。
先日の集合でも、追肥と中耕について、まちちゃんがお父さんに質問していました。
お父さんが教えてくださった通り、牛肥を筋まきしてから、雑草を三角ホーでとりつつ中耕をするやり方をしました。しかし、思っていたよりも雑草がかなり生えてしまっていました。

そこにお父さんが来てくださいました。「株を傷つけないよう注意しながら、中耕と草取りを同時に進める。株間の草は、そのあとで手でとる」と教えてくださいました。
あとで帰るとき、まちちゃんが「しっかり草の状況見ておくべきだったな」と反省していました。調べること、実地の状況を把握すること、そのことをリーダーはしっかりと見て段取りをしておかなければいけないんだな、と思いました。

野菜のチームが動き出しいろいろな作業で担当野菜のチームからリーダーに入ることが多くなってきました。あらかじめ野菜についてよく調べて、何が最適か考えて、リードしている姿、そういう姿を見ると、自分も感化されるし、すてきな仲間がいることを誇らしく、頼もしく思います。
私も担当している野菜に全力を注ごうという気持ちになり心も身体も激アツになった日でした。
(うたな)
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