5月17日
第一鉄塔上畑に向かっていると、白いシャツ姿の人が見えました。その人が雑木を前にしていたので、「お父さんだ!」とすぐに分かって、嬉しくなりました。
雑木を切る前は、雑木が大きくて、畑にも影を作ってしまって不便していたと思うのですが、すっかりバッサリ切られてしまった今、雑木があったことをコロリと忘れてしまって、以前の景色が思い出せないくらいです。ありがとうございます。
新しい畑のチームが始まりました。
かにちゃんと野菜について調べたり、畑の見回りに行くことができました。かにちゃんと居られる時間に、すごくほっとして穏やかな気持ちになれます。自分が発した何気ない言葉でも、かにちゃんが拾い上げて考えてくれたり、一緒に調べてくれました。
担当する空心菜は、今年2品種植えるとのことで、新しく育てるものは「白い、ツルなしの空心菜なんだ。生でサラダみたいに食べられるらしいよ」とまえちゃんが話してくれました。
ツルのように伸びていかない空心菜、というのがどんなものか。そして白いということはどういうことか!今までない未知で、ワクワクしています。
空心菜の畑になる川向う畑を見回りしてきたのですが、入水口周りを3人で見てきたときのことが、とても楽しくて面白かったです。
かにちゃんが川の水が流れてくる大元の様子を見てくれていて、板を取り外した途端にどっと水が流れ込んできて、下で入水口周りの草取りをしていたわたしは「わあ!」と声を上げて、同時にその場から離れました。
(パイプに蓋があったので閉じたら水が出なくなったので、これで畑も乾いて耕せそうです。)
滝川がどうどうと流れるのを見たり、畑の隣の側溝にもたっぷりと水が流れているのでクワを洗わせてもらったり…すごく涼しくて気持ちが癒される感覚に包まれました。
川向う畑は今は雑草が伸びてきてしまっているのですが、早いうちに草も刈りたいし、溝も切りたいし、植え付ける前にもやるべきことが沢山出てきました。
今はまだ準備段階で、空心菜もまだここには居ないけれど、今日、あの見回りの時間だけで、その一瞬で、川向う畑が好きになりました。好きだなあ、と感じました。
これから夏の間、毎日のようにここへ通ってきて、自分にとっての大切な場所、思い出の場所のひとつになっていくのだと思うととても嬉しいです。
これからこの畑で過ごせる時間と、仲間バディが居てくれることが嬉しいです。