「私が手に入れた武器は」 ゆい

5月14日

〇お母さん

 昨夜も、お母さんに出会えた。私は、お母さんにタイミングよく出会える率が、きわめて高いと信じている。

これは私の非常に自慢とするところで、お母さんと会えた後に、必ず元気が1.5倍くらいになることができる。

 (自分にとってのタイミングは良いが、お母さんにとって、良いかどうかというと、すみません、違うかもしれません!)

 先日の母の日。お母さんの嬉しそうな笑顔が本当に嬉しかった。ハナミズキは、最初、あゆちゃんに練習をみてもらえた。あゆちゃんが伝えてくれることの深さ、ああ、表現ってそういうことだ、と思った。

折角お母さんに歌うのだから。あゆちゃんはこう言ってくれた。(お母さんがこの歌を本当はみんなに歌ってあげたい)言葉は違うかもしれないが、そういうことを言ってくれた。

私は、お母さんが歌ってくれるとき、お母さんが何かを好きと言ってくれるとき、いつも、お母さんがみんなに贈ってあげたいからなのだと感じる。

 お母さんは、いつもみんなに、届けたいとずっと願って、想って下さっていると、私は強く感じる。
 お母さんの子供であることを思うと、私はとても自信がわく。それに、大丈夫だ、と思う。
 お母さんは、先日私に「そうだ!ゆい!面白がれ!」と嬉しそうに言ってくださった。
 そうだ! お父さんとお母さんの子である私は、驚くほどに、なんでも面白いと感じられるのだ!

 普通、(いやいや、そんな大変なことしなくていいでしょうに)と、マイナスに捉えられそうなことも、私にとっては成長の糧で、面白い。
 一体、どんなふうに、このことが自分の力をつけてくれるだろうかと思えてくる。
 これは一種の余裕につながる。私は、こんな武器を手に入れたのだった。