「蝶へ」 ももか

5月13日

○芋虫から蝶へ

 自分の利益が全て、自分の損になるようなめんどくさいこと、大変なこと、何もかもしたくない。自分が王女様気分の芋虫子供が世の中には溢れかえっています。お母さんからこの一週間立て続けに起きている事件をきき、意味の分からない人たちで溢れ、マイナスの渦に世の中がどんどん吸い込まれているような感覚があります。
 利己的な芋虫の価値観のまま、私は蝶になろうとしてしまいました。けれど、芋虫のままでは生きていくことが出来ません。芋虫のまま、時間だけが過ぎていくようなことになれば、どん底の人生が直ぐ襲って来ます。
 
 絶対に蝶に変態します。お父さんとお母さんの価値観をしっかりと落とし込みます。お父さんとお母さんをどこまでも真似して、しゃぶりつくします。それくらいの気持ちで、毎日を生きます。
 学校でもそうです。今テスト一週間前、芋虫だったら自分の利益のために、周りの草(知識)を一人で食べ尽くし、自分成長のためだけに、勉強をします。
 けれど、私は蝶になってテスト勉強に向かいます。高得点を目指します。出来る! と信じて、どこまでも努力します。上級者になって勉強に向かいます。けれど、それは自分の利益のためではなく。なのはなのソーシャルフィールドの力になるため、病気や生きにくさを抱え、苦しみ、助けを求めて居る子供たちは沢山います。その子たちを私が身を持って経験してきたこと、なのはなで教えてもらってきたこと、なのはな基盤にすくい上げたいです。それを叶えるには、それ相当の知識も必要です。経験も必要です。そのために、毎日勉強に向かい、毎日を積み重ねて行きます。
 私は正直まだまだ自分でもこういう所が芋虫だ。……とお父さんやお母さんのお話を聞いてて、浮かんできます。けれど、浮かんでいるからには、それを蝶の利他的な価値観、お父さんとお母さんだったら。に変えていきたいです。
 

○学校で……

 以前お父さんに相談させてもらって、挑戦した一つ。今日は生徒会役員立候補演説兼投票がありました。立候補したのは、会長、副会長共に2名ずつで2年生。書記は一年生で私と女の子でした。ほとんど100パーセントの確率で、立候補メンバー全員とこれから一年生徒会活動をしていきます。
 全校生徒の前で、演説。始めは少し緊張したけれど、話し始めたら全然でした。直ぐ後ろにお父さん、お母さん、みんなの笑顔が浮かびました。
 「なのはなの価値観を広げて行く人になる」
 それを胸に、勉強にも活動にも向かいます。
 これからどきどきな部分もあります。けれど、楽しみでもあります。芋虫人間に流されずに、なのはなの気持ちをぶらさずに、なのはなの子として、これからも毎日過ごしていきます。そして、未熟な所から成長して行くことを楽しみ。そして、どこまでも上を目指して、努力して行きます。
 これまでの話とは関係ないけれど、みんなは授業があれが嫌い、つまんないなど、授業に対して悲観的多数です。けれど、私はどの授業もそれぞれの楽しさ、面白さがあり、毎時間がワクワクです。シャトルランもすっごく楽しくて、またやりたい。と思う程です。 今をどんなことも楽しめるのも、未来に対して楽観的に考えられるのも、なのはながあるから。お父さんとお母さんがいてくださるからだなぁ。と凄く思います。
 お母さんから改めて、時と場所、人か違えば答えが変わること。そして、年功序列。どんな時も、目上の人に気持ちを使い、行動すること。廊下ですれ違ったら会釈をすること。あいさつをすること、そういう人としての礼儀を教えてもらい。そういう面でも改めて、意識し。みんなに取って優しい行動、言動をしていきたいです。

 読んで下さってありがとうございました。おやすみなさい。