
5月14日のなのはな
今日はキャベツとかぼちゃの植え付けを行いました。
まず畝を立てるところからのスタートです。
そして単に定植作業と言えども、手順を一から上げてみると畝立て、苗置き、植え付け、水やり、草しき(草刈り、草拾い)、ネット掛け(かきだし)。という風にかなり盛りだくさんです。
キャベツが植わる畑の畝は縦にものすごく長くて、全員で一つの畝に入ってなるべく高畝になるようにしました。
鍬を使うのはものすごく難しいです。力がものすごく要ります。
まずガッっと鍬を刺す時にいくら力を入れたところで鍬を上げる時まで最後まで抜かりなく力を抜かずにいてないと畝は作れません。
気持ちの粘りが必要だな、といつも感じます。
でも土が綺麗にさらえて、すっきりした畝を見ると物凄く嬉しくなるしまっさらだった畑に畝が作られていく光景は圧巻です。
ものすごくやりがいのある幸せな作業です。
まちちゃんとみつきちゃんが中心になり悩む時間もなく、すぱすぱっとキレよく指示出しをしてくれて、誰も手持ち無沙汰になる事もなく
見事に無駄な時間が本当にないぐらいに、スムーズに作業が進んでいくのを感じて、すごく嬉しかったです。
全員で同じ作業をするのは非効率なため、大体作業が終わるかなというぐらいには、先んじて一部の人が次の作業に入って見事に作業は本当に効率よく進んでいきました。
途中でネットロールが足りない!という緊急事態があったのですが、通りがかったよしみちゃん・さくらちゃんが持ってきてくれてなんと作業にも入ってくれ、
みんなの助け合いのもと、ネット掛けまで余裕をもって12時30分までに終えることができました。
かぼちゃの畝は落ち葉堆肥のようなお饅頭型です。
さくらちゃんはいつも皆が楽しくなるような掛け声を導入してくれます。
今日は誰かが次の畝に入る度に「やったー!」や「パンプキン!」という掛け声をしていきました。1畝目に土はなかなかに手ごわくて、骨が折れるような思いでしたが皆といるとめげずに頑張ろうと思えました。
ただひたすら黙々と畝をたてていたら気が落ちてしまうけど、時折聞こえる皆の掛け声に心が救われるし、大きな声で掛け声を言うと
みんなと一体になったようで嬉しくなるし、気持ちが上がります。
休憩時には、畦で思い切り寝そべって空を見上げると、どこまでも広がる綺麗な光景はまさに夏の青空。少し前にお父さんが教えてくださった”春霞”はもう過ぎたのかなと感じました。
ほとんど畝が立ったところで少人数で苗置き、植え付け、追肥をしていきます。
草しきをして、並行して私は水やりをしました。今日はとても暑くて、水をすごく喜んでくれているように感じてもっともっと水をあげたくなりました。
早速植わったかぼちゃに追肥と水やりをどちらも出来た事がものすごく嬉しかったです(少しでも元気になってくれてるといいなあ。)
最終的に玉ねぎネットをかけると、ランタンのような見た目で、それもかわいらしかったです。
実は私は今日植え付けたキャベツとかぼちゃのお母さんです。(キャベツ、スイートコーン、かぼちゃの担当)
育苗チームの皆が愛情をこめて育ててくれた大事な命、責任をもって、のびのびとぐんぐんと大きくなれるように
まちちゃんとるりこちゃんとこれから、念入りに様子を見て、世話をしていこうと思います。
今日は特別な日です。生誕祭を開きたいぐらいです。
みんなと肥料をまいた畑に、みんなと畝を立てて、野菜を植え付けて、成長を見守る。それは口では到底言い表せないほど本当に幸せなことで胸がいっぱいになります。カボチャは葉物野菜よりも足が長い野菜ですが、いつか実を着けて収穫する日を夢見るとまたそれだけでほころんでしまいます。
虫や、病気にやられないように、出来る事をしっかりして見守っていきます。
(そな)
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今年2回目のブドウの講習会に行かせてもらいました。
今回は、芽かき2回目、適穂、1回目のホルモン処理など、今から行う手入れについての講習でした。
講習会のあった地域の方ののブドウ畑のブドウの新梢は、20㎝~30㎝ほど伸びていて、生育が揃っていてとても綺麗でした。また、実の数を絞りブドウの実の形を作る、小花穂の切除(適穂)もされてあり、ブドウの枝を見ているだけで勉強になりました。
講習会の中では質疑応答の時間もありました。農薬の散布のやり方や、数種類の混用についてなど、参加者の方や普及センターの方が話されていることの中で、今まで着目していなかったことを知ることができて、もっと知っていきたいなと思いました。

講習会から帰ってきてからは、よしみちゃんと古畑のシャインマスカットの2回目の芽かきをさせてもらいました。花穂の無い(実の付かない)芽から優先して落とし、適切な間隔になるように、枝を間引きました。講習会で教えていただいた今やるべき手入れを、すぐに行うことができて嬉しかったです。
まだ花穂はできてきたばかりで、白くフワフワとした毛に覆われています。
ブドウの木が上手く成長できるように、良い実が採れるように、講習会で教えていただいたことを元に、手入れをしていきたいです。
(さくら)
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