「やってみようと思う」 ほのか

5月12日 

 

 久々の月曜日のハウスミーティングと、夜の集合の時間が嬉しかったです。
 あゆちゃんが、この間キャンプに来てくださったあやかちゃんのメールを読んでくださいました。
 聞いているだけで楽しかったときのことを思い出して温かい気持ちになり、涙が出そうでした。あやかちゃんご家族がなのはなのことをもっとよく好きになってくださったのかなと思いました。メールの中で、プレゼントした幼虫を今ご自宅の玄関で飼育されていると聞きました。無事に生きているんだなということを知って、ほっとして嬉しい気持ちになりました。
 また次のイベントでもお会いできるのが楽しみです。

 

*最近、響いた言葉(お父さん、お母さんの)
・運命は点ではなく線、水の流れのようなものだから、それだけを見て一喜一憂する必要は無い。それが線となって運命の方へ導いてくれる。
・私たちは利他心であふれた生き方がしたくて、摂食障害になった。
・未熟は楽しい。山の頂上だけではなくて、登りも下りも頂上も、全部が楽しい。人生はプロセス。完成形だけが楽しいのではない。ここにいる全員が発展途上。

 

*最近のこと

 私は、この頃また内にこもって日中しんどくなることがありました。
 それでも私は自分の目標に少しでも近づきたくて、(腰軽く、下働きを喜んでする、なのはな1動ける人になるということです。)お父さんお母さんの期待を裏切りたくなくて、うわべだけでも、とりあえず前向きなところを目指そうと思い、過ごしていました。
 最近、かのんちゃんと話をしたり一緒に過ごすことが多いのですが、かのんちゃんの悩みと、自分の悩みが一致していることが多く、考えていることが一緒なんだなと驚きました。そこで一緒に話したり、自分が思うことも話すのですが、かのんちゃんに言っているはずが、自分に言い聞かせているようで、結果的に自分まで気持ちがすっきりしている、みたいなことが多いです。かのんちゃんと一緒に話す時間がすごく楽しくて、大好きだなと思います。なのはなに来る前の事とか、相性的に似ているなと思うことがたくさんあって、一緒にもっともっと成長していけたらいいな、と思っています。

 私は、未熟が恥ずかしくて、早く完成された人間になりたい、という焦りを感じていました。「今の自分は嘘だ、本来の自分では無い、遅い、でも早く動く気力がわかない。」だから最初から動けない自分を公言するようにゆっくり動いたり、暗い表情になってしまっていました。
 けれど、今日のハウスミーティングで覚醒度を上げるにはどうしたら良いかを質問させてもらったとき、お父さんが「その場で一番良い動きをしている人のスピードに自分を合わせる気持ちを持つ」ということが大事と教えていただきました。
 今の私は、はじめから「そんなの無理だ」と割り切ってそう思うことさえしていませんでした。お父さんはそれを見抜いていました。
 「その人と全く同じスピードに揃えることは難しいかもしれないけれど、まずはそうしようという気持ちを持って少しでも近づくことが大事」とお父さんが仰っていました。
 それを聞いて、だめでもやってみよう。と思いました。へたくそかもしれないし、滑稽かもしれないけれど、まずはそう思うことが大切だと思いました。

 

*母の日のこと

 ハナミズキを、みんなで歌った時間が幸せでした。
 肩を組んで、隣にはさやねちゃんとかのんちゃんがいました。
 横からさやねちゃんの歌声が聞こえてきて、手のひらから伝わる優しさに、暖かい気持ちを感じました。さやねちゃんはすごく尊敬していて、大好きだなと思います。
 隣のかのんちゃんも大好きな人で、目の前には大好きなお父さんとお母さんがいました。泣きそうになって声が震えてしまい、慌てて歌に集中して震えを止めました。
 キーボードの音も素敵で、聞いていて幸せな気持ちになりました。私はあの空間がすごく忘れられないです。お母さんという存在を、なのはなで初めて知ったように思います。お母さんの潔さと、笑顔と、利他心に満ちあふれた生き方が綺麗だなと思っています。みんなでお祝いできた時間が幸せでした。

*会合について

 私は会合にすごく助けられています。今日も落ち込んでどうしようかと思っていたけれど、今の気持ちをそのまま「私抜けてますトーク」で話させてもらってすごく楽になりました。
 ただ頷いて聞いてくれただけで、誰かに慰めてもらったり、アドバイスを受けたわけではなかったのですが、自分の気持ちをそのままさらけ出して聞いてもらえただけで、気持ちが軽くなり作業に行くことができました。いつも本当にありがたい時間だなと思っています。

 今日はこれで終わりにします。読んでいただきありがとうございました。