「困ったときは助けてくれる」 ゆうは

5月12日 

 

 今日は午後からレタス、水菜、玉ねぎの草取りツアーをしました。
 途中からヘルプも来てくれて大人数でスピーディーに作業が進んでいってとても気持ちよかったです。
 ニラの草取りの作業の時は広い範囲を少人数で質高め、しかもニラがまだまだ小さくて慎重に抜かなければいけなくて、大雑把な私の性格に合わず少ししんどく感じてしまっていました。なので作業発表で草取りと聞いたときはドキドキしました。
 けれど今回の草取りはニラの時とは違い、もう野菜が大きいので雑草と区別がつきやすく、質も7割くらいで大丈夫と聞いて安心して挑むことができました。葉を傷つけないように慎重に、でも豪快に抜いていくことができて楽しかったです。
 前にお父さんに、「雑草はそばの野菜に似た草が生える」と教えていただいたのですが、本当にニラの時はニラに、水菜の時は水菜に似ている草が生えていて面白いなと感じました。
 私も雑草を見習い周りに溶け込む社会性を身に着けたいです。

 葉物野菜はネットがかかっていて、最後にネット掛けをする必要がありました。
 私は鍬の扱いに慣れていなくて、前にしたときは人よりかなり時間がかかった上に、やり直しをさせてしまった場所もありました。
 今回はそこまで時間遅れず、許容範囲のきれいさに仕上げることはできたと思うのですが、折り返し地点がどうしても上手く土をかけられませんでした。
 今まではできない作業も意地になってやり切ろうとして時間をかけて中途半端な質の効率が悪い作業をしてしまっていました。
 いま考えると自分でやりたいという利己的な行動でみんなに迷惑をかけていて恥ずかしいなとただただ反省。
 でも今日はみんなのスピード感を崩すわけにはいかないと思い、少しやってうまくいかなったら、近くにいた子に、「ここが苦手で手伝ってもらえると嬉しいです」と声をかけてみることにしました。
 するとみんな快く引き受けてくれて、代わってもらったりしながら遅れを取ることなく作業を進めることができました。

 困ったときはみんなが助けてくれる。
 その事実がすごく嬉しかったです。もちろんいつまでも助けてもらってばかりはいられないので、はやく上達できるように、うまい人をしっかり観察して、コツを聞いてみたりもして、きちんとできるように努力していきたいです。けれど、自分本位の意地は捨てて、できないことはできないで認めて周りの手を借りてもいいのかなと思えてすこし気持ちが軽くなった気がしました。

 これからもなのはなのみんなに助けてもらいながら、その助けをいつか返せるよう出来ることを増やしていきたいです。