5月11日
今日は母の日。お母さん、いつもありがとうございます。
お母さんが大好きです。
母の日、なのはなに来る前は、依存まっしぐらの症状にまみれの中、行き過ぎた感情で、自分の親に対して感謝を向け、母親に依存し、ものすごく高値のものをプレゼントしたり、手紙をたくさん書いたりして、そんな20年間を過ごしてきました。
でも今は違う。自分の実の親じゃない、でも、それに代わってくれるような優しくて、利他心にあふれ、強い、本当に一言では伝えきれないくらい、立派なお母さんがいる。その、お母さんに対して、依存的にじゃなくて、素直に、まっすぐに日ごろの感謝を、大好きな気持ちを伝えられることが本当に嬉しく感じます。
お母さんの存在に、たくさん支えられてきました。自分が辛くて校長室に相談しに行ったとき、お父さんにズバッと、言われて、(うっ。ぐさっ。)と来た時、お母さんはそんな私を見ていつも、緩和して正しい答えを教えてくださいました。
この前の桃のネット掛けの時も、私がお父さんに「ゆうな!そんなネットを引っ張っているだけでは、ネットが切れちゃうかもしれないから、裾を手繰り寄せるんだよ!」と注意されたときは、お母さんが優しく「ゆうな、今はお母さんがここにいて持ってるから大丈夫だよ」と優しく声をかけてくださった、あの時。
本当にお母さんの優しい見守るような、暖かい存在にすごく救われました。お父さんが厳しいわけではなくて、お父さんはいつも私たちのために、桃のためにしてくださっていて、それをいつもお母さんが優しく見守ってくれています。
自分が注意されてくじけそうな時には、すっとそばに寄り添って、優しく包み込んでくださるお母さん。本当にそんなお母さんにたくさんたくさん救われてきました。感謝しきれないほどに感謝しています。
なのはなにきて初めてお母さんのような人に出会って、お母さんからたくさんのことを教えていただいて、大好きなお母さんがいてくださる、それだけで私は本当に幸せです。
お母さんがお父さんを好きでいる姿、にこって笑う素敵な笑顔、絶対に絶対に見捨てないで、まっすぐに私と向き合ってくださる姿、すべてが、本当に大好きです。マラソンの時の「ゆうな!よくやったよ、えらいよ」その言葉は一生忘れません、今でも心の中で振り返るたびに聞こえてきて、その言葉が本当に心の支えになっています。お母さんの言葉、笑顔、すべてが私の胸の中にあって、そんなたくさんのものをお母さんからたくさんいただいて、私はお母さんに何もしてないけれど、お母さんのようになれるように努力していきます。
そして今日、お父さんお母さんが教えてくださったこと。「運命とは点ではなくて、1本の線のようになっている。お母さんが障害のある子を授かったのも、運命で、それがあったからこそに、お父さんと出会えたしなのはなファミリーができたんだ」その言葉を聞いたとき、私は、はっとしました。
私が摂食障害になったのも、なのはなファミリ―に来たのもすべてが運命で、なるべくしてなったこと。
摂食障害になったからこそ、人の痛みがわかって、障害のある子も同じ摂食障害の子の気持ちもすべて理解することができる。
すべてが運命なんだ、そう感じたとき、お父さんお母さんに出会えたことも、すべてが幸せなことで、ありがたいことで、ここにいる今を、大切に、全力に、まっすぐ、素直に向き合っていきたい、そう感じました。
お父さんお母さん、私に出会って私の人生を救ってくださりありがとうございます。私は、お母さんのように強くたくましく、優しく、利他心あふれる心をもって、まだ見ぬ誰かを救っていきたい、そう感じます。