「大切な人に贈る歌」 みつき

5月11日 

 

 お母さん、いつもありがとうございます。
 母の日特別セブンブリッジで、『ハナミズキ』を歌いました。毎年欠かさずに母の日に歌っている曲ですが、お父さんお母さんが頷きながら聞いてくださり、お母さんが「やっぱりハナミズキ、大好き」と言ってくださったことも、毎年変わらないのがとても嬉しかったです。
 昼にこっそりみんなで音楽室に集まって練習をしていたのですが、それだけで涙が出てきてしまいました。「ああ、本番に泣かないで歌いきれるかな」と感じていました。
 練習中、あゆちゃんが話してくれた言葉が心に残っています。
 「大切な人に贈る歌、大切な人に向けて言葉を伝えるんだよ」
 「この歌はお母さんが好きな歌だけれど、お母さんがみんなに歌ってほしいわけじゃない。お母さんがみんなに歌いたい歌なんだよ」
 わたしはそれを聞いて、今までそのことを知らなかった、知らないで歌っていました。
 お母さんが自分たちに対してそう思っている、この歌を送りたいと願っている、そのことを胸に置きながら歌っていたら、涙が出てきてしまったのでした。

「待たなくてもいいよ 知らなくてもいいよ」
「僕の勇気がいつか実を結び、果てない波がちゃんと止まりますように」

 自分で自分を守らなくてもいい、自分が守らなくても守ってもらえる人、こう理解し、願ってもらっている、大切な人が居ること。
 それは今こうして隣で腕を組んで歌っているみんな、目の前で聴いてくださるお父さんお母さん、そんな大切だと思い合える人に囲まれているわたしは本当に幸せ者だと感じました。

 お母さんがいつも誰もひとりぼっちにしないこと、いつも誰かのための良かれの気持ちでいること。お母さんが教えてくださるこの優しさを心から感じたのと同時に、自分に何が欠けているのか、何が足りなかったのか、ちゃんとわかったような気がしました。

 今日、この時間、この仲間、この歌がもっと大好きで大切だと思えました。まだまだできないことばかりで未熟な自分ですが、少しでもなのはなの子として力になれるように努力します。
 勇気をもって、この優しさを周りに広げていけるように成長していきます。