5月9日
●サツマイモの芽
お父さんお母さんへ。
今朝、古畑のサツマイモの苗床に行くと、芽が3つ4つ、出ているのを見つけました。
すぐに見失ってしまいそうな、まだ出たばかりの小さな芽は、ピンク色をしていました。大きな声を上げて、喜んでしまいました。
1番乗りで発芽したのはりゅうさんから頂いたサツマイモです。このサツマイモは伏せ込んだときから萌芽していたので、やっぱり、さすがりゅうさん! と思えてしまうような、りゅうさんのようにたくましいパワーを持っているのが、頼もしいです。
そのほか、鳴門金時が発芽しているのも見かけました。紅はるかは、まだ地上には出ていないけれど、種イモから芽が出ていたので、もうすぐかなと思います。
「だいぶ経つけれど、まだ出ないのかな」
「もう、あまり期待はせずに様子を見て待つしかないのかな」
と思ってしまっていたのが、なんだか申し訳なかったなと少し感じました。無事に発芽してくれて、サツマイモが生きてくれていることが、とてもとても嬉しかったです。
今の自分の状態にも重ねることができて、サツマイモのように、時間がかかったとしても、諦めないで、いつか絶対に芽を出すことを信じて、伸びていこうと思えました。
サツマイモの姿が自分の背中を押してくれて、朝からぐんと元気が出ました。
午後から雨が降り出して、みんなで室内でエクセル線伸ばしをしたのがとても楽しかったです。
地道な作業は苦手だと思っていたのですが、大人数のみんなが居てくれると、ずっと集中して伸ばし続けることができました。綺麗なエクセル線の束に元通りになって、このエクセル線でまた夏野菜の準備ができるのが、嬉しいです。
雨と風が強くなってきたので、ナスの苗が風に揺られているのが少し心配です。
ナスは風が嫌いだとお父さんが教えてくださったのを思い出して、今はまだ少し頼りなげなナスがどうか耐えてくれたらいいなと思います。
明日もできることを頑張ります。