「綺麗な桃花を」 ももか

5月9日

○ひろこちゃんに桃花講座
 キャンプが終わり一段落ついた所で、再び桃花タイムが始まりました。私はずっと桃花作りでは折りの工程をひたすら極めていました。けれど、今日ひろこちゃんが「組み立てをしてみない?」と声をかけてくれて、あやちゃんとさとえちゃんと私の3人はひろこちゃんによる組み立て講座を受けさせてもらいました。
 一番始めに、とにかく丸めをしごくこと。シャープな丸めに仕上げる、それが組み立てたときに、真ん中の丸が小さく美しい桃花に仕上がることを教えてくれました。
 そして、いくつかシャープにしごいたら、ボンドを付けて行きます。今日の一番の驚きは、次の段階にありました。 
 それは、ボンドを付けたら少し乾かす。ということです。私はボンドを付けたら、乾く前に直ぐに付けないといけない。と思い込んでいました。けれど、少し乾かすことで、よりくっつきやすくなる。とひろこちゃんは教えてくれて、実際にやって見ると、ぶちゅっとボンドが無駄にはみ出ることなく、綺麗にパーツがくっつきました。
 そんなひろこちゃんの一工夫を伝授してもらえて嬉しかったです。
 
 私の隣で作っているあやちゃんがひろこちゃんにどうしたら綺麗に作れるか、どういう丸めが良くないか、綺麗な桃花を作ろう! という気持ち一本で向かって、そしてひろこちゃんに質問して、追求して、そんな姿が綺麗だなと思ったし、私もそんなあやちゃんの姿から、そしてそれに対するひろこちゃんの言葉から、綺麗な桃花を!お客さんの喜ぶ桃花を!という気持ちが、いつも以上に感じました。
 折りをさせてもらっていたときは、お客さんにどういう桃花を届けたいか。ではなくて、何個折れるか。が全てでした。けれど、組み立てをさせてもらうことによって、この夏桃と一緒に送られる桃花を作っているという自覚。一つ、一つに想いを込めて、一生懸命作って、喜んで下さるような綺麗な桃花を作りたい。という気持ちに自然とさせてもらいました。

 「組み立てをしてみると、どういう折り、どういう丸めを作ったら良いかが良く分かるよ」とひろこちゃんが始めに話してくれた言葉が、作っている内にまだぼんやりとだけど分かってきました。折りから、丸め、そして組み立て、そしてお客さんへ、バトンのように繋がっていて、組み立てだからその先を意識する。ではなくて、折りの時点からスタートしているのだと気がつきました。
 それを気がつかせてもらえて嬉しかったし、これから桃花タイムでは何個作るか。の目標もだけれど、気持ちも込めて、折りでも組み立てでも、手に取ってくださる方を思って作りたいなと思いました。
 
 まだまだ組み立ては難しくて、ひろこちゃんのような透明感のある美しい桃花を目指して、修行します!

○学校では…

 今日中間テストの範囲が発表されました。範囲が分かると、本当に間近だな…という気がします。数学Iではテストの結果によって3クラスに分かれるのですが、今の数Iの先生が他の先生よりも正直、テンポも良く、分かりやすく、数学の中で一番人気のある先生です。今回のテストの後も、その先生がいい! と思い、一段とやる気ビンビンです。友達ともその先生であれるように頑張ろう!と誓い合い…
 今回は数学I、数学A、数学演習、現国、言文、論表、英コミュ、情報、の8科目。理科や社会、副教科がないので、少し安心。の気持ちもあるけれど、科目数と範囲が狭いほど、全体のレベルもアップしそう。夜の時間や休みの日も有効に、「暗記!」頑張ります!
 
 お父さん、風邪が治りますように。読んで下さってありがとうございました。