5月5日(月)
キャンプ3日目の午前は吹き矢大会でした。今日はなんだか集中力が全然なくて、個人的にはいつもよりも的に当てられなかったのが残念だったのですが、お父さんチームに入らせてもらって、お父さんがたくさん活躍してくださったことがすごく嬉しかったです。
団体戦でお父さんが風船を1発で割った瞬間は本当に格好良くて見ているだけでも気持ちが良かったです。チームみんなでお父さんとハイタッチして喜び会えたことがすごく嬉しくて、こうやって純粋にみんなで気持ちを共有できることが本当に大事で、心を耕すものになるんだな、と感じました。
これまでは、お父さんに対する畏怖の念みたいなものが先立って、一緒に喜べたとしても一歩引いたところに自分がいたと思うのですが、今日はお父さんが的に当ててくれることだけを願って、念を送って、お父さんが当ててくださった瞬間に純粋に大喜びできました。何も隔てるものがなく、お父さんとみんなと喜び合えたことが本当に幸せでした。
午後は、天気の都合で予定変更になり、片づけをしました。当初は新聞紙ファッションショーの予定で、仕事を予定に合わせて休むことができたので、新聞紙ファッションショーでなくなってしまったことは結構残念だったのですが、いざ片づけを始めると、みんなと片付ける時間が遊びと同じくらい、もしかしたらそれ以上に楽しかったです。全力で片づけて、きれいになっていくことが気持ちよかったし、みんなが一斉に協力して片づけをしていく空気感のなかにいると、自然と気持ちも体も軽くなっていきました。こんなふうに片づけを楽しめることが嬉しかったです。
夕食は、りゅうさんの天ぷらが乗った天ぷらうどん。いつもりゅうさんがいてくださる日は私は仕事で、時間がたってからりゅうさんの作ってくださるご飯を頂くことばかりだったので、久々に出来立ての硫酸の天ぷらが本当においしくて、みんなと頂けて心もお腹も満たされました!
夜には、新聞紙ファッションショーの案を練り直しました。私がモデルをさせてもらうことになっていたのですが、明日が仕事でいないので、モデルの人を変えて、その子に合うデザインと作り方をみんなで考えました。
みんなで考えて、これでいこうというものができていって、その子にあったストーリーやデザインができていくことがすごくワクワクして嬉しかったです。最初は残念な気持ちの方が大きかったのに、どんどん嬉しくなっていって、自分が新聞紙ファッションショーができるかできないかということよりも、良いものができたらいいな!という気持ちだけになっていきました。
私も一緒に作りたい!と思う気持ちも強くなったのですが、なんだかモデルの子のことを思ってみんなで考えて作る時間が、すごく尊いものだな、と感じます。こんな気持ちは初めてでしたが、こういう気持ちになるのが利他心であり、苦しくなく生きられるものなんだと思いました。