5月5日
今日含めて、3日間山小屋キャンプという大イベントをさせてもらって、本当に本当に楽しかった、という思いの中に、1年前に感じたキャンプの楽しさとはまた違った楽しさがありました。
テントを山に立てているとき、そして山のに立てたテントの中で寝ているときに、1年前は虫が嫌すぎて虫というものが本気で怖くて、テントの中で寝ることにすごく抵抗を抱いていた記憶がよみがえりました。テントを開け閉めするたびに、アリが入ったりガが入ったり、それだけで死ぬほど嫌な気持ちがあって、テントの番人をして誰かが入るたびに「すぐ閉めて!」と言っていた記憶があります。
テント内で寝る時も、顔の周りに虫がいる、すぐ近くに虫がいる、テント内に虫がいる、そう感じるだけでぞっとしてなかなか寝れなくて、「早くテントから出たい、山小屋で寝てるみんながうらやましい」そう感じていました。
でも今年の私は違いました。確かに、寝る時に耳の周りを「ぶーん」と何かが飛びたつ音、ライトをもってテントに入ったら、ライトの周りにガがいて一緒にテントの中に入ってきたこと、それを見たはず聞いたはずなのに、何も感じませんでした。
嫌だとかここから出たいとか、何も感じず、雨の音を聞いて、虫の声鳥の声を聴いて安らかに眠りました。雨で少し体がぬれても、髪の毛がぬれても、むしろそれがいい思い出で、テントで寝る、そのことがすごく楽しくてうれしくて、去年とは全然違う価値観になっている自分にすごくうれしい、でも信じられないような気持ちを抱いています。
今年の山小屋キャンプが、去年とはまた違った、楽しい思い出になってすごくうれしいです。