「気持ちを定めて」 ゆきな

5月5日 

 

 山小屋キャンプはまだ終わってはいないのですが、あっという間でした。

 昨日の夜で、初めて須原さんが作ってくださったサウナに入りました。お父さんが火をくべてくださって、サウナの中は103度。こういう中に人間が入れるんだ、不思議な気持ちでした。中に入ると、眼鏡が一瞬で曇りました。じりじり暑くて、でも熱いよりも、息がしにくいことの方が強くて、驚きました。

 薪が焼ける音がパチッとしていて、体がジリジリ暑いと、一緒にいたさとえちゃんとかのんちゃんで、「焼かれている魚ってこんな感じなんだね、大変だね」と話しました。そのことがイメージしやすくてみんなと話していて面白いなと思いました。

 サウナに入っていると汗が全身から出てきて、服が汗でくっつき始めました。私は途中から、サウナで目が痛くて、涙が止まらなかったです。サウナに入っているとき、私は汗よりも涙を流しているのではないかと思いました。

 7分ぐらいだったのですが、サウナから出たとき、頭がポーとしていて、外のひんやりした空気が気持ちよかったです。これを何回も続けていたら、本当に頭がすっきりしそうに思いました。サウナって不思議に思いました。

  サウナに入れたことが嬉しかったです。

 

 3日目の午前は、吹き矢大会。私はあゆちゃんチームで、ゲストのあやかさんとしゅんき君もご一緒でした。しゅんき君が吹き矢ができることが本当に楽しみで嬉しそうで、「僕、一番でする!」と気合いを入れていた姿が可愛らしかったです。 

 お父さんが吹き矢は左右は目で見て、上下は心で見る、吹き矢は外に気持ちを出している人が当たる、と話してくださる通り、私は的に的確に当てることが難しかったです。外に気持ちを出す、気持ちを定めてここだというところに当てる気持ちが弱いと、出す空気も弱くなりました。気持ちなんだと思いました。

 ここまでになります。真面目にいたいです。

 大きな声で朝から話します。