5月1日
今日は小松菜の手入れをしました。
敷き草はぐり、草取り、間引き、追肥、中耕。不織布回収、草しき、ネット掛け。
同じ作業をひたすら淡々と、黙々と進めるのもいいですがスパッと潔く次の作業にどんどん移っていくのも飽きがこなくて、いつも新鮮な気持ちでいられてすごく楽しかったなあと思います。
10日後には収穫なので草取りは適当で良いと聞いて、10日で収穫できる大きさになる…。その日数の短さが衝撃でした。
今日の大きさの段階では少し早いような気もしましたが、この追肥と今夜から明日朝にかけて降る予定の雨でまたぐぐぐっと大きくなっていくのかなあと思うとワクワクしました。
葉物野菜って本当にすぐに大きくなって、成長スピードが尋常じゃないです。
定点カメラでもつけておきたいぐらい、じーっと観察していたくなってしまいます。
でもそんなにじっと見つめられていたらきっと野菜たちも嫌気がさして、知らんぷりして土に潜り込んでしまいそうなのでそれはやめます。
適度な距離をとりながら、自由気ままにのびのびとぐんぐんと大きくなれるようにお世話、手入れをしていたいです。
午後はキャベツの追肥をしました。牛肥がたっぷり入った肥料袋を片手に畝間に立つと、なんだかスーパースターになった気分にもなります。
一つの株に肥料をまくと、まだ肥料が置かれていない株が待っているような感じがして、ああ遅くなってごめん!とあたふたしてしまいます。でもそのあたふたのおかげでいいスピード感で進めました。
動物を飼ったことはないですが、多分飼い犬に餌をやるような感覚と同じだし、たくさんの子供たちにおやつを配っているような気分でした。中耕では手で土をほぐして全体にまんべんなく均一に牛肥をいきわたらせるようにしました。やっぱり土寄せにしても鍬でやるより、手作業でやるほうが一番心がこもるし、自分も幸せな気持ちになるなあと思いました。
最近はとにかくスピードスピードスピード命で過ごしています。ちなみに今日の中耕では「逃走中」という番組に出てくる”ハンター”に追われている!という妄想をしながら意識的に焦りながらすすめました。
布団上げでは嫁入りが早く終わり、たった数分でも時間があれば朝食前絶対に布団を上げ切るぞ!という気合でうたなちゃんと鬼の形相で布団上げをします。
洗濯当番ではいかに早く干し終えられるか自分の中で昨日の自分と毎日競います。
競争意識は自分以外には絶対に持たない。心に決めています。無駄な競争心で自分の心をすり減らすなんて事はしません。
基本的に質を求めすぎていたらきりがないしいくらでも時間がかかってしまうけど、スピードは早ければ早いほどいい事しかないです。
場面に応じてその結果、効果に見合う質とスピードを考えて動ける人でありたいです。
おおざっぱで粗雑だからそんな事が言えるんだ!なんて思われそうですが、畑作業なんてきっとほとんどの事に質なんて求められなくてスピード命だろうと思っています。
だからどうしても丁寧に、綺麗にしなくちゃいけない。というところは時間をかけてゆっくりやろう。とは思いますが、ほとんどの作業では常に急ぐ気持ちで、スピーディーに、さくさくと、とにかく早く終わらせる。
もし時間が余れば次の作業に入れる。不必要な質(効果、結果、利益の無いもの)を求めて時間をかける事はないようにしたいです。
やばい!消灯ぎりぎりです。いつもこうです、またやってしまった。明日は消灯五分までには布団に入れるよう、計画的に、プランを立てて行動できるよう頑張ります。