「大竹さん」 あや

4月30日 

 大竹さんと過ごせた3日間が嬉しかったです。昨日もいてくれたのではないかと思うくらい自然に帰ってきてくださって、なのはなに到着してすぐ制作を始めてくださっていたことがとてもありがたいなと思いました。

 制作している時に見に行かせてもらったのですが、大竹さんが桜の丸太でキリンのお面を作ってくださっていて、最初の骨格の時点でキリンだと分かるくらいリアルで、素敵でした。生の木で水分を多く含んでいる木だと柔らかくて削りやすいこと、乾燥してくると割れやすいことなどを教えていただきました。

 私は、彫刻は細くて繊細なイメージがあって大きなものも小さい道具を使って掘っていくものだと思っていたのですが、大竹さんがチェーンソーを持って、キリンの骨格を作っておられて驚きました。骨格などの大きな部分、荒けずりの時はチェーンソーなどを使って一気に削ることを教えていただいて、制作をするには筋肉も凄く必要そうだなと感じました。荒削りの時期は、上半身などの体形が変わることも教えていただいて、力も筋肉も必要で、体を使って掘ることがとてもかっこいいなと思いました。大きな道具で、繊細に緻密に掘ることが難しそうだったのですが、綺麗に削っていた大竹さんの姿が凄く綺麗だったなと思います。

 切った桜の木のくずをかがせていただいて、桜餅のような上品な香りがして感動しました。桜の木も、花びらや味と同じ香りがすることを初めて知りました。私は桜が大好きなので、木に触れられて嬉しかったです。切ったくずを持っていると、凄く木に守られているような感じや、神聖さを感じました。桜の木に神様がいてくださって、見守ってくださっているような、凄く癒されて心地よい気持ちになりました。

 大竹さんが掘ってくださっている姿を見させていただけて凄く嬉しかったです。

セロリの嫁入りにもスッと入ってくださって、相川さんやあきこさん、なのはなに来てくださるボランティアの方が皆さん本当に優しくて、自然に助けてくださって、自分たちを支えてくれる方がいてくださることが凄く幸せだと感じます。

 大竹さんは、次はどろんこ大会に来てくださるとおっしゃっていて、「どろんこ大会でみんなと戦えるように帰ってから筋トレします!」と体を鍛えて、どろんこ運動会に参加しに来てくださるようで、私も大竹さんに負けないように、しっかりと畑で鍛えなければ!と思いました。どろんこ大会で、大竹さんと、相川さんと、みんなと戦い合う日が凄く楽しみです。

 なのはなに来てくださってありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしています!

 今日は1日じゃがいもの土寄せに入らせてもらいました。去年、お父さんにやり方を見ていただきながら土寄せして、凄く楽しくて好きだと思った作業だったので、今日一年ぶりに入らせてもらえて嬉しかったなと思います。

 今日の午前中は下町川下、山畑の2枚目標でした。8人だったため、下町川下は1時間半目標だったのですが、みんながとてもパワフルで、1時間15分で終わらせることができました。土がとてもふかふかで凄く楽しかったです。

 生長点を気にせずに、葉2、3センチを残して土を寄せていいと教えてもらって、土を思う存分たっぷりと寄せることができ、じゃがいもがふかふかの土のベットにいて喜んでいるように感じました。高畝のように綺麗に土が寄せられている光景がとても綺麗だったなと思います。目標だった2枚の畑を終えて、山畑下の2畝分まで進めることができて、凄く気持ちがよかったです。
 土寄せをキャンプ前に終わらせたいと聞いていて、今日で終わらせられたらいいなと思っていたのですが、人数的にも枚数的にも難しいのかもしれないとおもっていました。

 あゆちゃん、さやねちゃん、ゆきなちゃんがふっかふかに耕してくれていて本当にありがたかったです。本当にふっかふかだったので、凄く楽しかったです!

 ふっかふかだったので、午後もさくさくと進んだのですが、最後の畑の目標が3分の2終わらす目標で、やっぱり難しいのかなと思っていたところ、4人もヘルプに来てくれたり、最後の畑がプレミアム的にふっかふかで4時59分に全部終わらせることができました。

 終わらせたいと強く願っていたら、叶うのだなと思いました。みんなで終わったー!!!と叫んで、同じ喜びを分かち合えた時間がとても幸せで涙が出てきそうでした。久しぶりに大人数作業で、みんなと活気のある空気の中、作業ができて、とても達成感があり、楽しい作業が嬉しかったです。