「生きるなら」 うたな

4月27日

 今日の集合で、お父さんが話してくださったことです。「同じものを食べているのに、どうして人それぞれ体型が違うのか」という質問に対して、「体型は、その人の精神の豊かさを物語っている」と教えてくださいました。
 私は、ここ1か月、自分の見た目が来た頃と変化が少ししかなく、不安を感じていました。お父さんやスタッフさんは、前に相談させていただいたとき、「気持ちが変化していけばそのうち変わっていくから今は焦らなくて大丈夫」と言ってくださいました。そのときは深く考えることをやめて、いずれ変化がみられるだろうから今は保留でいいや、と思っていました。
 でも、「人の気持ちを慮ることができないほどに自分のことで頭がいっぱいで、神経質に頭を使いすぎたり、動かなくていいところでエネルギーを使ったりしているから体重が増えていかない」という話を聞いて、自分のことを言い当てられている感じがしました。
 現状、みんなと同じ行動をしないと、とか、今自分は指示されたこと以外をしてしまった、とか、かなり神経質になって常に頭をフル回転させているように思います。でもそのフル回転はいいものではなくて、自分のことに対するジャグリングであって、普通の人は考えないような内容に頭を使ってしまっていると思います。
 ここで、お父さんの真似をする、ということができていないからこうなってしまうのだと理解しました。真似するという行為は、私にとっては難しいことだけど、考え方によってはかなり楽なことであると思います。自分で考え込んだ結果が今までの人生に表れていて、自己流が間違っていたから生きづらかったことを思い出しました。お父さんならこうするかな、ではこう動こうという単純な思考だけで動くことを意識しようと思います。安心して、お父さんの価値観で生きるならいい人生にできる、そう理解して、明日も頑張ります。

 今日の朝は、昨日に引き続き、ジャガイモの追肥でした。
 今日は、まえちゃんがエルフを出してくれて、昨日よりもとてもスムーズに牛肥が届いて、手持ち無沙汰の時間がなかったです。改めて軽トラドライバーさんがなのはなにたくさんいることがとても重要なことなのだと感じたし、牛肥を積む人のスピードも速いから滞りなく進んで、やっぱりみんなの力はすごいなと思います。エルフの上で牛肥をてみに入れて渡してくれるよしみちゃん、まちちゃん、まえちゃんがすごくかっこよかったです。勢いよくスコップで牛肥をすくって、「はいどうぞ!」と笑顔で渡してくれる、その姿は輝いていました。私も力をつけてエルフの上でみんなに牛肥を届けたい、そんな憧れの対象に見えました。
 今日は目標だった畑すべてを終えることができました。早朝作業はやっぱり最高に楽しいなと思います。

 この前まことちゃんが、ウドを調理してくれました。私はウドを食べるのが初めてだったけど、シャキシャキしていて、みずみずしく、山菜なのに透明なのが不思議で、びっくりしました。
 酢味噌和えも胡麻和えも最高においしくて、料亭みたいな副菜がぜいたくでうれしかったです。まことちゃんの料理はいつも工夫が凝らされていて、こだわりがあって、絶品です。毎日温かい料理が食べられることに感謝でいっぱいです。
 昨日と今日は、りゅうさんがタケノコを天ぷらにしてくれました。今まで食べてきたタケノコの概念が変わるくらいにおいしかったです。お仕事のお休みも返上して、なのはなに来て台所で大活躍するりゅうさんがかっこいいなと思います。