「未来に希望を持って生きていく」 かのん

4月17日 

 昨日、自分をずっと守っていた口ピアスとさよならすること、取ることを決めました。

 これまでずっと過去にとらわれていて、なのはなに居たけど、気持ちは夜の世界の人の事を思っていたと思います。

 自分はあそこに帰るんだ、あそこしか生きられないんだって思っていました。そして、正直あそこの世界の人としか会話ができない、なのはなの昼の人とは話せない、しんどいといつも、よく思っていました。だから絶対に帰るんだ、あそこしか自分は話せない、生きられないと思っている気持ちがあったと思います。

 だけど、お父さんと話させてもらいだいぶ前から自分が治らなかったら過食嘔吐と体を売る毎日だよと言われていました。ですが、やっぱりちゃんと昼で生きるのが怖い不安な気持ちがありました。それに正直、何回か、私は大丈夫なんじゃないかとか、もうそんな毎日でいいから、もうそれがいいから帰りたいと思う事もありました。(だけどそれで大丈夫ではないのが摂食障害の現実だと思います、、。)

 ですが、お父さんと話させてもらっていく中で自分はちゃんと仕事もできる、人間関係を取れるそしてなによりちゃんと昼の世界でも生きていけるよとお父さんに何度も教えてもらいやっと自分の中に響きました。
「自分は昼のふつうの社会でもちゃんと生きていけるんだ、大丈夫なんだ!なら自分からそっちの方向を選ばなくていいんだ、もう生きていけるんだ」と思うと、なにか凄くパッとした気持ち開放感がありました。これまでずっと絞められていた苦しさがその時、和らいだ気がしました。

 

 そして、その後にあゆちゃんのところにいかせてもらい聞きたかったことの相談と一緒に口ピアスの事を言わせてもらいあゆちゃんも外した方がいいよとおっしゃってくださって、よしもう外そう、もう私は夜の世界じゃなくてもう普通の社会で生きていけるんだ、苦しくないんだ、だからもうこのお守りはいらないから大丈夫という気持ちで思い切って外しました。
 自分はちゃんと社会で生きていき摂食障害ではない人、お父さんお母さんのように生きていこうと強く思います。

 自分は夜の世界で生きていくと決めていたかもしれないです。だけど、もうそんなことはやめて戻ってきてちゃんと昼の普通の社会でお父さんとお母さんのように生きていくんだ!とそうつよく決めました。
 だけど正直、ちゃんと消し切れていない気持ち、少しもやっとする迷いがある気持ちがあります。だけど本当にちゃんとその気持ちを完全に消し切りまっすぐにお父さんお母さんだけをめがけてちゃんと未来に希望をもち生きていきたいと思います。

 そして、昨日あゆちゃんに教えてもらったのですが、「出来てる、出来てない」は関係なくてやろうとする出来ようとする姿勢が大事でその姿勢が綺麗と教えてもらいました。だからコンサートとかで泣いてくれたりする人、大きな拍手をくれる人がいるんだよと教えてもらい、私はできないとだめだと思っていました。
 けれどもその姿勢が大事なんだと知り、私もそういう姿勢で毎日の生活を頑張りたいなと思います。