4月14日
昨日のハウスミーティングで、お父さんから改めて、自分自分にならずにいつも、周りの人のことを考えて動くことについて話していただけて、とても嬉しかったです。
先週から始まったミーティングの会合チームで、私は「いいとこ見つけトーク」のチームに入らせてもらっています。
いいところを見つけて、褒める。
会合で誰かの良いところを話したり、褒めたりする中で、ある事に気が付きました。
それは、「私は自分が思っている以上に、人のことを見ていない」ということです。
自分に何かしてもらったことはとてもよく覚えています。これをしてもらって嬉しかった、これを言われて少し嫌だった、この人が向けてくれた笑顔が素敵だった、この人の行動に助けられた……。
でも、私はどちらかというと、人の良いところよりも悪いところの方が目についてしまいがちだったなと思ったし、それ以前に、あまり人のことを見ていないから、いざ、「いい所見つけトーク」をしようと思っても、すぐに言葉が出てきませんでした。
そのことに正直、自分で驚きました。
そのことをハウスミーティングで話した時、お父さんが「それは、やることが多くて自分でいっぱいいっぱいなんじゃなくて、いつも自分自分になってしまっているからだよ」と教えて下さり、認めたくないけれど、本当にその通りだなと思いました。
私は、とても自分自分で、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまっていると思います。
もちろん、やるべきことがたくさんあるというのもあるけれど、でも、いくらやるべきことがたくさんあったとしても、いつでも周りの人のことを考えて動くことはできるし、お父さんが言われていたように、自分から離れるのは今この瞬間から、やろうと思えばできるのだと思いました。
私はすぐに、自分の心配、自分の不安で頭がいっぱいになってしまっているから、頭の中が雑然としていてクリアじゃなくて、だから、人の良いところが目に入らないし、人のことを考えていない、見ていないのだと分かりました。
それは、とても自覚できるけれど、だからと言ってこれまで何かと忙しさを理由に、その一番直さないといけない、「自分から離れて周りの人のために動く」つまり、いつでも「利他心」で生きるということから逃げて来ていたことに気が付きました。
そして、いつも自分自分と、自分のことでいっぱいだから、お父さんとお母さんの話も浅いところでしか理解できていない、他人のことも正しく評価できていない、自分の問題や課題にも真っすぐに向き合えていないのだと思いました。
お父さんとお母さんの話を聞いても、分かったつもりになって右から左へと言葉が流れて、自分の知りたいこと、興味のあることしか聞けていなかったと思います。
ミーティングでの話や、お父さんを師匠にするということも、すぐに自分なりの考えや解釈をして、自分の都合のいいように話を変えてしまい、本当には受け止めていない、理解できていなかったと思います。
私は自分のことしか考えていなかった。
そのことに気が付いた時、ものすごくショックで、何て私はひどい人間なんだという気持ちになったけれど、それと同時に、気が付けて良かったと思いました。
そして、私が抱えている問題はすべて、自分のことしか考えられていないからだったんだなと思いました。
お父さんがストレートに言ってくださったことで、より自覚できたけれど、ここ最近、「自分のことしか考えていない自分」に対してイライラすることが多かったです。
仕事が終わって、お仕事組さんたちと朝食当番をしていて、ある人の動きがものすごく遅いなと思ったり、必要以上に話が長い、関係のない話で時間が過ぎていくというのを感じた時、(私は忙しいのに、私は今からやることがたくさんあるのに、こんなにのんびりしている暇はないんだ)と思いイライラして、そのすぐ後に、こんな風にイライラしてしまう自分に腹を立てていました。
本当は自分も相手も気持ちよく仕事ができるような空気を作りたい。
それなのに、いつも何かに追われるように急いでいて、少しでも早く仕事を進めたい、効率よく短い時間でということしか考えられなくて、他人の気持ちを考えることを全くできていませんでした。
ホームページの編集も、本当はじっくりとよしえちゃんに伝えたり、よしえちゃんに上手に任せてお願いし、編集のやり方を覚えてもらいたいのに、いつも「消灯までにアップしたい」「少しの空き時間でも進めたい」という気持ちが先立ち、毎週、1コマもホームページもすべて私1人で、当番が終わった後や夜の時間に進めてしまい、自分1人で仕事を終わらせてしまっていました。
それで仕事は早いかもしれない。消灯までに編集が終わるかもしれない。でも、いつもよしえちゃんの気持ちを考えられず、ただもうスピードで編集を進めて、あとから口頭で「これは、こういう風に考えてこうしてみました。よしえちゃんはどう思いますか?」というような感じになってしまって、毎週(あぁ、もっと丁寧に伝えたかったな)(どうしてこんなにも、毎週時間に追われてバタバタするんだろう)と後悔が残りました。
誰かと話をしていても、常に早口になったり、相手の気持ちを考える余裕が無かったり、その場の空気を掴む前にすぐに思ったことや考えていること、喜怒哀楽が顔にも言葉にも出てしまったり、そのことで後から反省し、大変な思いをしているのは私自身なのに、それを一向に直せていなかったです。
そして、本当にはどう直していけばいいのか、何も考えていなかったです。
ですが、ただ1言。お父さんの「自分自分にならずに、周りの人のことを考える」。それがすべてだと思いました。
もっとその場の空気にあった人、その場に求められる人を上手に演じられる人になりたいです。
ユアペースになるとか、すべての人にいい人に思われようとか、そういうことではないけれど、私はもっと人に上手に気を遣う、気を配るべきだし、「出る杭は打たれる」ことをよしとするのではなく、もっと大人として、落ち着きのある人になりたいです。
あゆみちゃん、ちさとちゃん、よしえちゃんが素敵だなと思っています。
あゆみちゃんはいつも、気遣いと落ち着きがあって、そのことにすごく助けられているし、あゆみちゃんと話していると気持ちを大切にしてもらっているのを感じます。
社会人として私が分からないこと、できていないことに対しても、あゆみちゃんが「え、こんなことも知らないの?」「何で、これもできないの」と呆れたり、馬鹿にしたりする様子もなく(なのはなに、そういう人はいませんが)、ただただ丁寧に私でもわかるように説明してくれたり、厳しく言うところは厳しく言ってくれて、間違っていることはストレートに間違っていると教えてくれて、でも、そこに雑味がないから、私もストレートに受け止めることができます。
ちさとちゃんも、いつも相手を評価した上で、優しく穏やかに対応していたり、すごく気持ちを大切にしてくれて、その上で正しいことを教えてくれます。
よしえちゃんも、今、お仕事組のリーダー的存在で動いてくれているのですが、仕事組での決まりや仕事組としての立場、動き方の手本をいつも見せてくれるし、私の出来ていないところ、分かっていないところはいつも丁寧に教えてくれて、いつも気持ちを汲んでくれているのを感じます。
私は、人の気持ちを汲む、人の気持ちを共感する、人の気持ちを大切にすることができていませんでした。そして、そのことはなのはなでの生活にとっても、社会に出てもとても大切なことだと思いました。
自分の考え、気持ちは横に置いて、というよりもゼロにして、いつも相手が喜ぶ行動、相手を大切にできる言葉をかけること。
お父さんが以前、「僕は別々な人に、同じ質問をされたとしても、人にとって答えが変わる」と話してくださったり、お母さんがよく「人と時間と場所が違えば、答えは変わる」と話してくださることを、私はちゃんと理解できていなかった、自分のものにできていなかったと思いました。
いつも、自分の考え、自分の正義、正論で生きていて、つまり自分のフィルターでしか物事を見れていなかったから、その場の空気やメンバーを考えずに、気を遣わずに発言していたと思います。
また、お父さんに以前、教えていただいたように、自分の中にある正義、正論で動いていてしまっていたから、気持ちが行き過ぎてしまいその場に合わせられなかったり、自分では良かれな気持ちでしていたとしても、それが行き過ぎてしまう、方向が違うという問題が起きていたと思います。
「新しい人が来てOMTをするとなった時、ななほは、時として、なのはなの良いところをアピールしすぎて、なのはなに入ってください、入るべきですというような圧力をかけるような形になってしまうんじゃないかな」と以前、お父さんが話してくださった例えが、まさに自分の問題だなと思うくらい、私は自分で生きてしまっていたと思います。
今、この瞬間から自分から離れて、周りの人のため、まだ見ぬ誰かの為に生きていきたいと思います。
いつも人のことを考えて、自分のことはゼロにしていたいです。
だからと言って、任されている仕事はする、やるべきことはやる。でも、その動機は常に人のためでいたいし、本当にそんな風にしていたら、自分自身が一番気持ちよくいられて、周りの人にも害がないのだと思いました。
ミーティングが終わって、仕事にも行き始めて、ここ最近、なのはなで上手く動けていない自分に腹が立ったり、私ももっとなのはなにいたい、畑に出たい、イベントに向かいたい、なのはなの役に立ちたいという気持ちが出て、そうできないことにイライラしたり、かといって仕事も初めてのことばかりでやらなければいけないことが多く、気持ちが荒れがちだったのですが、それも、「自分もしたい、やりたい」「役に立つ人、できる人でいたい」「誰かに認められたい、評価されたい」という自分中心の考えから来ていたからだなと気づいて、もっと仕事もなのはなも上手に両立し、楽しんで、理想と目標をもって、日々を積み重ねていけるようにしたいと思います。