「人の力に勝るものはない」 ゆきな

4月12日

 デュランティー畑の畝立てを午前にしました。
 畝幅2メートル、畝間1メートル。今回は畝間が広くて、鍬でするよりもスコップでする方が畝立てをしやすいため、イレギュラーだけど剣スコップを使いました。りなちゃんから畝間が1メートルと聞いたときは鍬でやるには大変そうだと思っていたのですが、まえちゃんからスコップを使うと聞いたときは、そういう方法があるのかと新しくて驚きました。

 この畝立てが体を思いっきり使って楽しかったです。やりきった後は、なぜかお風呂上がりのようなすっきりした気持ちになりました。
 剣スコップで溝きりをするように切って、土を畝の真ん中に上げていきます。ざくざくと欲張らずにひたすら土を上げていくのですが、それが面白いです。一定のリズムで剣スコップを刺して土を上げて。ずっと同じリズムで淡々と土を上げるのが、フルマラソンの練習で淡々と時速8キロを走ることと似ていて、畝立てだけど小さなフルマラソンをしているような気分でした。

 顔を上げたら、小さな畝の山がボコボコできていて、平たかった畑がどんどん形になっていくのをみるとさらにやる気がでました。30人くらいで畝立てをしたのですが、機械でもし畝を作るとなっても早く正確に感じて、人の力に勝るものはないように感じました。