4月10日
今日から山小屋キャンプの準備がスタートしました。私はキャンプは初めてなので、どんな企画があるのか、未知の世界で本当に楽しみです。
私はウォークラリーのチームになりました。あゆちゃんやまえちゃんなどがいる、とてもアイデアとユーモアと楽しさ満開のメンバーでした。妖怪のことや、山でできる山を思い切り活用した遊びを考えていきました。
この話し合い一つをとっても、みんなの温かさ感じることがたくさんありました。私のつたないアイデアでも、一つ一つに丁寧に反応してくれました。そして、何とかして形にならないかと、想像をふくらませて、いいものにつなげようと考えてくれました。のけ者をつくらない、置いてけぼりにしない雰囲気があって、うれしかったです。
これから2週間くらい、準備をしていけると思うと楽しみがとまらないです。遠足のように、この準備期間もまた、イベントの醍醐味だなと思います。
午前にした水菜の定植では、初めてピンセットで苗を置いていく作業をさせてもらいました。苗は、白い根が小さいながらもしっかりと形をつくっていて、健気でした。でもパレットの中は少し窮屈そうに見えるくらいに根は長くなっていました。
これから、畝の上で、もう一度、もっと大きくなるために、さらに根を張っていくことになります。まるで、ミーティングを受けた私たちのよう。水菜は、パレットという巣から旅立ち、新しい師匠である畝の上で、もう一度成長します。私たちも、新しい師匠であるお父さんお母さんのもとで、もう一度成長しなおすことになる。水菜に負けないように、日々精進します。
昨日までのミーティングで、この人はすごく変わったな、すごいなと思う人がたくさんいました。つばめちゃんは、よく話すようになって、明るくなりました。前までは、つばめちゃんの方から話してくれることはあまりなかったけど、今日掃除をしているとき、「最近すぐ物忘れしちゃうの(笑)」と、たわいない話を持ち掛けてくれました。すごくうれしいです。
私も、いいところ見つけの会合があると思っていると、無意識に、みんなのいいところをたくさん探すようになっていました。普段は意識して見ることはないけれど、実はこんな利他心ある行動をしていたのか、と気づくこともありました。そうすると、自分はまだまだだったなという気づきもあったし、人を尊敬する気持ちも出てきました。
自己陶酔している自分は、いつも人を見下して、あら捜しをしてしまっていました。これからも、自分自身や人を正しく評価できるようになって、自分の中の妖怪を追い出します。