「嬉しいできごと」 あや

4月7日 

 見渡すところが満開の桜でいっぱいで、凄く幸せです。薄いピンク色の繊細な桜の花が本当に綺麗で、心が癒されます。

 なのはなコースでも桜がいろんなところに咲いていたり、なのはなやタンポポ、スモモの花が咲いていたりして、走っていて凄く嬉しい気持ちになりました。古吉野周辺では、なのはなはもちろん、雪柳や花桃、レンギョウも咲いていて、古吉野を囲むように桜が咲いていて、春を感じます。綺麗な花がたくさん咲いている中で過ごせる春が、心が和んでとても好きです。

 

 午前はやよいちゃんと玉ねぎの葉面散布に入らせてもらいました。やよいちゃんとコミュニケーションを取りながら2人で作業を進められた時間が凄く楽しかったです。
 私は怯え妖怪がいて、おどおどした話し方になってしまうことが日常でよくあるのですが、意思疎通がしやすくなるように、作業を次に次にと進めやすくなるように、はっきりと話せるようにしたいです。日々の生活で意識しようと思います。

 

 午後は桃の人工授粉に入らせてもらいました。他の作業をした後にみんなと合流したのですが、桃畑で作業しているみんなの姿が本当に綺麗でした。少し前まで蕾だったのに、蕾が開いて花がたくさん咲いていて、桃のピンク色がとても可愛かったです。
 花を落として、ブルシートに落ちた花を集めました。桃の花が流れてくる光景が本当に綺麗だったし、バックいっぱいに桃の花が入っていて、お花のブーケを持っているような気分でした。花を触るとしっとりふわふわしていて、繊細さを感じました。
 人工授粉はポンポンした綿のようなもので、開花した花を全て触れていきました。ミツバチになった気持ちで次から次へと受粉を手助けしていきました。途中でミツバチが花に来て、受粉をしているところを近くで見ることができました。ミツバチたちが桃の受粉を助けてくれていることがありがたいです。みんなでミツバチにありがとうと言いながら、桃の花に囲まれて、嬉しい気持ちで人工授粉を進められた時間が幸せでした。

 

 今日は少し変化がありました。
 バレーの最後の片づけの時に、モップをかけると思うのですが、私は潔癖的にモップをかけることが辛かったり、モップをかけた後に必ず手を洗ったりしていたのですが、今日はモップをかけることが普通に楽しく感じました。また、絶対手洗いをしないと無理だったのに、手洗いせずにみんなと同じようにそのまま普通に自分のものを触ったり、過ごすことができました。凄く心が軽いです。捉われている感じがなくて、凄く自由になったような感じがして、嬉しい出来事でした。