「自我を作るためには」 なる

4月6日

〇ミーティング

 私がずっと変われなくて行き詰っていたのは、自分を先生にしていたからだったのだということが衝撃的な気づきでした。
 なのはなに来て自立ができて、それから私はお父さんを遠ざけて自分を先生にして過ごしてしまった、それはいつもお父さんが話してくれるように、書道をお手本をなしに書いていたようなもので、それではいくら書いても個性的にしかなりえませんでした。

 その時間を思うと、遠回りをしてしまった残念さと、けれど私にはこのことに気が付くまでそれだけの時間が必要だったのだとも思います。

 人と関係が取れない、すぐに腹を立ててしまう、うまくいかないすべての理由がここにあって、もう自分を先生にしているわけにはいかないです。

 お父さんに気持ちを映す、とはどういうことか、どうしたらいいのか昨日から考えていて、今朝ふと思ったことがあります。今朝は池の草燃やしにあゆちゃんたちと行く予定になっていました。
 私は、(地域の方に、なのはなの子が来てくれてよかったと思ってもらえるように動こう)と思い、それをもしお父さんに「私はこういう気持ちで行ってきます」と言ったら、お父さんは「間違ってないよ」と言ってくれるだろうと思いました。
 自分で思うだけなら1人だけど、自分の心の中でも、お父さんが「間違ってないよ、それでいいよ」と言ってくれると思ったら、自分の考えが自分の責任ではなくなって、信じられる感覚がありました。こうやって自我をつくっていくのかもしれないと思いました。

 お父さんを人生の師匠に持つ、お父さんを映し鏡にする、ということが大きな気づきで、本物にしたいです。