「謙虚に走る」 うたな

4月5日

 マラソンコースの下見に行きました! 42.195キロの道のりは、車で走るととてもとても長旅に感じました。
 同じ車に乗っていた、マラソン経験者のみんなが、マラソンの思い出話やコースの説明、走るにあたって気を付けたいことなどを実況中継のように話してくれました。
 ところどころに、もうすでに「加茂郷マラソン4月20日スタート」の幟が上がっていて、それを見たら、ああ、もう2週間後か、と緊張感がこみあげてきました。
 向こう岸を見ると、反対側を走るみんなを見られて手を振れるよ、という道路がありました。みつきちゃんとまちちゃんは、前回、ここですれ違ったようで、覚えているのだと話してくれました。

 そこからミニマラソンの折り返し地点や、スタート・ゴールのグラウンドへ行きました。お父さんがゴールで写真を撮って待ってくれていること、お母さんがお父さんにみんなの通過を電話で知らせていること、なっちゃんが近くで応援している場所があること。情景が目に浮かぶようでした。そして、トイレの注意や駐車場の話を聞くと、いよいよだな、という感じがしました。

 そこから、実際に走っていくコースを車で回りました。
 往路はずっと坂道が続いて、正直おののいてしまいました。前回走っているなおちゃんたちが、「こんな道を走っていたなんて信じられない」と言っていました。
 私も、自分がこれからここを走るなんて信じられません。普段練習で走っている最長の距離である14キロを過ぎたところあたりで、こんなにも走るのか…。と思ってしまいました。

 車の中で、不安が高まってしまったけど、
「なのはなのみんなが近くで走っていたり復路の人とすれ違ったりするときに元気をもらえる」
「地域の方が声援を飛ばしてくださる」
「なのはな応援団がいつも近くにいてくれる」
「栄養補給の時間も楽しいよ」
「きれいな景色を見ていればあっという間」
 など、たくさんの話を聞けました。勇気づけられたし、頑張ろう、と改めて思います。

 自分の場合、いかに謙虚に走るかが課題になると感じます。
 フルマラソンは初めてなのに、始め行けるかもと思って調子に乗って、あとから痛い目をみる、というオチになりそうで怖いです。
 今日コースを見た限り、とても長く、足に負担が大きく、非常にハードな戦いになりそうです。残りの期間、本番をイメージして、みんなと完走することを目標に持ち続けて練習を頑張ります。