4月2日
お父さん、お母さんへ。
時間が過ぎてしまったのですが、どうしても書いたい! と思っていたソフトバレーの事を書きます。
私はソフトバレーに対しての苦手意識、自分はなんでみんなみたいにできないんだ。自分のへたくそなあまりに気持ちが落ち込む。周りの目をすごく気にしていました。
自分ができているか、できていないかしか見ていなくて、何もボールに目がいきませんでした。自分が失敗するごとに苦しいくらいに胸に釘が刺さっていくようで。それがしばらくすると、あまりにも胸が痛くて、つらくていてもたってもいられなくて、その場から(バレーの途中で体育館から)出て行ってしまうことがありました。
バレーをすると毎回そんな感じでした。だけど、そのバレーが自分の持っている障害的要素だったり、不安要素だったり。自分のかけている部分や、傷で失っている部分が自分自身で自覚できるくらいわかりやすく見えました。
だけどこのままじゃなけない。とも思うし、何も楽しいとも思えないし、お父さんが良くソフトバレーは回復とつながっている部分がある。と話されたように、そのことを思いだし、ソフトバレーに対しての自分の心持や、ボールをうまく返せるようになりたい。そう思うようになりました。
こう思ったことだけでも、視野がもう真っ暗だったのから少しひらけた感じがしました。ハウスミーティングでお父さんにソフトバレーについて。どうしたらボールが取れて、思った場所に返すことができるか。質問した時に、ゴルフ上級者、初心者の違いで、うまい人は、打った後も、最後まで打つ前のボールのあった位置を見続けるが、初心者の人は、ボールを打ったらそのまま顔を上げて、ボールがどこに飛んだかなと見ている。そのたとえをお父さんが説明してくださりました。
すごくわかりやすかったです。最後までボールを手にボールが当たるまで見て、打った後も、手もとを見るようにすることを意識しました。ほかにもさとえちゃんが自分のサーブの癖。を教えてくれて、打つ前に自分はこう行きがちだから。とそのことを頭に入れたうえで打つと、ボールが良くコートに入るようになったり。
ももかちゃんのベストオブ日記を読ませてもらったときにももかちゃんがどれだけ毎回毎回のソフトバレーをよりよく三本返しができるように。ラリーが続くように。たくさん考え、吸収してそれを私たちに毎回教えてくれたり、実践している姿。
ソフトバレーを素直に楽しんで、チームの中で、目標を作り、そこに向かってチームで気持ちを一つにして、声を掛け合っている姿。その姿から自分自身も、ああ、ただそう自分が思うようにすなおに楽しみ気持ち。負けたら“次はかつ!! ”ミスしたら“ごめん! 絶対一本挽回するで!!”そんな素直に向かっていく、何もそのことは恥ずかしくもなんともなくて、そんな強迫的な絶対的ミスは絶対許されないとか、そんなことなんてまったくもってないんだなと感じました。
そんな気持ちでソフトバレーをすると、もうすごく楽しかったです。ああ、自分はこんな楽しいソフトバレーをなぜ知らなかったのだ。と思いました。
すべてがパーフェクトの思う通りの位置にかえったわけではありません。けど確実に少しずつ返せるようになりました。この試合でできなかったところを踏まえての次の試合。だったり、毎回毎回、なんどやっても気づくことは沢山あります。それを一つ一つ丁寧にクリアしていくことも。新しい発見があることも。その過程がすごくたのしかったです。みんなで“はい!”と手をタッチするのも、とてもうれしくて、こうしてチームプレイでお互いにバトンをつなぎながらするバレーがすごく楽しいなと感じました。あ
〇ハウスミーティング
今日のハウスミーティングの時間がありがたかったです。お父さんがおしえてくださった相手に対して、どのくらい自分の時間をつかったら良いのかが分からない。自分の場合だと毎回全部いいよ。いいよ。で相手を甘やかしてしまう。自分の時間を自分どうぞ。という風になってしまうと質問しました。
お父さんの回答は自分がその相手に使いたい時間だけ使えばいい。自分が相手をどれだけ好きか、その具合で決めたら良い。好きだったら好きだけ使うし、嫌いだったら、0分も使わない。
けど、私は相手のことがどれくれらい好きなのかが判断できていない。からたとえで言うとそう目の前に犯罪者がいるのに、そのことにも気づかず、どうぞ。どうぞ。と言ってお金をあげているようだ。と教えてくださりました。
その通りでした。みんな100パーセント好きという風になっていたので、人に正しく、自分が相手に使う時間の配分も、自分の時間全部どうぞとなっていました。
すごく納得してうれしかったです。
そして、ちゃんと自分で相手をどれくらい好きか判断し、しっかり自我をもっていきます。