3月26日(水)「摘みたてよもぎは美味しい蓬餅に! 河上さんの蓬餅作り講座!&2万粒のニラを蒔く、第1日目!」

3月26日のなのはな

 

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 春の陽気の中のヨモギ摘み。
 そして、今日は…待ちに待った、蓬餅作りの日です!
 昨日から、まことちゃんやしなこちゃんと、よもぎ餅づくり向けて、準備をしてきました。
 ヨモギの新芽を中心に柔らかい部分を、茹で零し、すり潰してペースト状にする、というところまで行いました。
 すり潰す工程が、すごく骨が折れるね、としなこちゃんやまことちゃんと談笑しながら、家庭科室に、もち米を蒸す蒸籠、餅つき機、と準備をし、今日の日をワクワクとした気持ちで待っていました。

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 河上さんがよもぎ餅づくりに向けて、古吉野に来てくださいました。¥
 河上さんにお会いするのは、少し久しぶりで、嬉しかったです。
 家庭科室には、たけちゃんとたいちくんと、ひでゆきさんも、蓬餅作りの見学に来てくれました。

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 河上さんが、ひでゆきさんのお弁当にヨモギ餅はどうか、と話して下さり、たけちゃんが「パパのお弁当にヨモギ餅を持っていくんだ」と、万円の笑みで言っていて、その姿が可愛いいな、と思いました。
 蒸籠で、もち米を蒸すとき、河上さんが、蒸し具合を教えてくださいました。
 20分経ったら、蒸籠の下の段の蒸し布を開き、手で触ってくっつかない程度ということと、指の中でも力が入りにくい薬指と親指でもち米がつぶれる程度。
 これがいい加減だということでした。
 河上さんにそう教えていただいて、一つ、一つの工程を、正しい基準で教えていただけることが、すごくありがたいことだな、と改めて感じました。

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 餅米が蒸しあがると、次は、お待ちかね。
 餅つき機に投入の工程です。
 餅つき機は、正方形の箱のような形をしていて、中には、メガホンのような形をしたものがあります。
 その中に蒸しあがったもち米を、蒸し布ごと、布から零れないように、そっと投入し、スイッチを「ON」にします。
 すると、くるくると、もち米が回り始め、お米の粒だったものが、どんどん同化して、一つのものになっていきます。

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 たけちゃんやたいちゃんが、目をまんまるにして、その様子を見ていました。
  ある程度経ったら、いよいよ、よもぎの投入です。
くるくると回る中、少しずつよもぎをその中に入れます。
 真っ白だったものが、次第に、鮮やかな緑色となっていきます。
 よもぎのいい匂いも漂ってきて、ここで「よもぎ餅を作ってるんだな」と実感が強くなりました。
ついに、餅つき機の中が、大きな一つのものになると、回るスピードもすごく早くなります。

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 たいちゃんが「はやい!はやい!」と、見入っていました。
 ここで河上さんから、お米の粒感が残っているうちは、まだつきが必要だ、ということを教えていただきました。
 目で見てみて、お餅の表面に、ぼこぼことしたものがありました。
 これが滑らかになったときが、つき具合が良い加減だ、と思いました。
 お餅もすっかりよもぎ色をしていました。

 良い加減になったら、餅つき機から、うち粉をしたバットの中に移します。
 最初に河上さんがその見本を見せてくださいました。
 素早い回転の中の餅を、河上さんが手で、すっと取りだし、映していました。
 その手の真似をするんだ…!と意気込み、いざ挑戦。
 餅つき機に手を入れ、持ち上げ、て、バットに。
 無事に餅はつけたところで、次は、いよいよ形成です。

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 ここでも、河上さんが、その工程を教えてくださいました。
 まずは、よもぎ餅の大きな塊から、2等分します。
 ちょうど真ん中の位置から、両手で両側から掴み、そのまま閉めて、切ります。
 そこから、餅一個分に切り分けていきます。
 餅の外側の端の部分を、左手で少し持ち上げ、親指と人差し指で、一個分が指の上に来るように掴み、右手の人差し指で手繰り寄せ、親指を添えて、切ります。
 その一個が終わると、二個目は、大きな塊を回して、皺が寄っていない綺麗な部分がくるようにし、また同じ工程を繰り返します。
 河上さんが、されているのは、すごく簡単そうに見えて、でも実際にやってみると、すごく難しくて、一定の大きさで切っていくのが、難しい、と感じました。
 餅が手にくっつかないように、打ち粉を手につけ量も、調整する必要があるんだな、と思いました。

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 少しの指の力加減や使い方でも、すごく変わるんだな、ということを感じました。
 切った餅を、ひでゆきさんや、たけちゃんやたいちゃんも、丸めてくれていました。
 切った餅を、たけちゃんが受け取ってくれて、「お餅やさん」と言っていて、その空間が、凄く温かいな、と感じました。
 河上さんが、お餅づくりに慣れた人は、この工程の時に、餅を平らにして、そこにあんこを入れて、丸める、ということも教えてくだいました。
 それは、速くて、すごいな、と思いました。

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 蒸籠で蒸すのは、全4回戦で、次々に餅がつけて、できたお餅は、約120個ほどになりました。
 家庭科室の中が、よもぎのいい香りで漂っていて、河上さんやみんなとの蓬餅づくりがすごく楽しかったです。
 よもぎをこうして、お餅にする工程を教えていただけることが、すごく貴重で嬉しいことだな、と思いました。

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〈河上さんとながれさんとも昼食をご一緒できました!〉

 昼食には、さっそく、みんなとそのよもぎ餅を、きなことあんこで頂きました。
 摘みたてのなヨモギの風味がすっと体に染みわたる感じと、もちもちとした食感が、幸せでした。
 お餅そのままでも、すごく美味しいな、と感じました。
 みんなの笑顔もあって、みんなとよもぎを摘んで、蓬餅で頂けたことが嬉しかったです。

(ほし)

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 ランニングへ出かけるぞ! ふと見るとシデコブシが咲いていました。
 午前中に蕾だったものも夕方見ると花がどんどん増えていき、景色が華やかになっていました。
 日に日に春の色が増えていくのが楽しみで嬉しいです。

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 今回からニラの栽培面積を大幅に増やしてみようという計画で作付けをしました。
 いよいよ、ニラの種まきです! ビワの木畑がニラの苗床になり苗作りをします。その後、発見畑手前、発見畑奥に定植し育てていきます。ビワの木畑は狭い面積の畑なのですが、苗床になるとするとニラの株数がかなり多いなという印象でした。これからニラがたくさんいただけるのかと思うとわくわくしました。

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 午前中はまえちゃんとのりこちゃんと3人での作業。私とのりこちゃんがペアになり、まえちゃんが反対から蒔いてくれるという方式でした。種を黙々と蒔いていき、隣をふと見ると、遠くにいたはずのまえちゃんがすぐ近くまで種を蒔き終えていて、まえちゃんのスピードの速さに驚きました。

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 土が少しごろごろしていて、私は畝の土を砕いたりならす作業に苦戦してしまい、思うように進めることができなくて、(もっと進めたかった!! 午後は質やスピードをもっと考えて効率良くやりたい)と思い、午後の種まきに挑みました。

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 午後は最初に畝の上を三角ホーで砕いて、ならし、そこから種まきをしました。砕いた後だと午前中に比べてごつごつした土がなくなり、蒔くスピードが速くなるのを感じました。さらに午前中より人数が増え、7人で蒔いたため、1時間で3畝蒔くことができて嬉しかったです。

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 種まきをする中で早い人の種まきの仕方を近くで見させてもらえることがありがたかったです。これから種まきをする機会がまだあると思うので、今日よりももっと早く、綺麗に蒔けるようになっていきたいと思いました。

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 最後には他の作業だったみんなもヘルプに来てくれて、終わらせることができたことがありがたくて嬉しかったです。
 後から蒔いた種の数を教えてもらいました。その数なんと約12000粒!! しかしまだ8000粒分の種を蒔く必要があり、別な畑に苗床を作り蒔き切ります。

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 今日1日でそんなに蒔いたのかと目が飛び出そうなほど驚きました。これからニラが育って、美味しいニラ料理がいただける日が楽しみです。

(あや)

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 春野菜の栽培がスタートしました!
 今日もよく晴れていて、畑がよく乾いていました。暑い日差しに汗をかきながら鍬を握る時間は、夏のサマータイムを彷彿させました。

 今日は、水菜が定植される予定の第一鉄塔畑のライン引き・畝たてを行いました。
 みつきちゃんたちが米ぬかで畝幅70センチ、畝間40センチでひたすらラインを引いてくれました。
 それを追いかけて、やよいちゃん、私、かのんちゃん、すにたちゃんで一つのチームになり、追いかけっこ方式で畝立てをしました!
 追いかけっこ畝立てというのは、第一走者が削ったところを、次の第二走者が更に深く削り、第三、第四と、仕上げていく方法です。
 この方式のメリットは、一人当たりの力量が少なく済む、ということと、前後の人との間隔が近いためお互いのスピード感を感じながら素早く動ける、ということです。

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 私は、第一走者のやよいちゃんが削ってくれた畝間の土をさらにあげていき、第三走者のかのんちゃんにバトンタッチする役割でした。
「質はそこまで重視しなくていいので、後ろの人になるべくついてきてください!」
 とやよいちゃんが教えてくれて、私はやよいちゃんの速さを真似してやよいちゃんのペースに自分を合わせました。
 自分のゆっくりさを捨てて思ったことは、思ったより1ストロークが大きくて、次のストロークに移るまでものすごく速い、ということです。
 土を「サクッ」「サクッ」と鍬で削っていく音を聞いて、呼吸を合わせるみたいに鍬を動かす動きをシンクロさせていくと、心臓の音まで一緒に重なったように感じました。

 また、畝間を2等分して土を上げる際、垂直にほりあげるのではなく、外側を削っていくと丁度良く土をさらえるとやよいちゃんに教えてもらいました。実際にそうしていると片側をいって帰ってくるとき、土が上げやすくて感動しました。

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 しなこちゃんがタイムコールをしてくれていて、気づいたときにはもう5分も10分も経っていて時間があっという間に過ぎて行くのを感じました。
 ひとりひとりがものすごいスピードで畝を仕上げていき、あっという間に畝が立ちました!合計時間は約90分でした。

 畝を立て終わった後は畝ならしや溝を切って、排水性を良くしました。
みんなが同じ気持ちで一体となり、気持ちよく作業が進んでいきました。

 休憩時間に飲んだお茶がすごくおいしくて、風が汗を乾かすように吹いていました。

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 畝立てを終えて、次はタマネギの草取りと小松菜のネット回収のチームに分かれました。

 私はあけみちゃんと小松菜のネット回収チームに入らせてもらって、しなこちゃんとペアでネットを巻いていきました。
 ネットを巻いていくとどんどん重くなるのですが、最後はしなこちゃんとあけみちゃんが力強く巻ききってくれて、あっという間にネット回収が終わりました。

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 その後タマネギの草取りチームに合流して、これもまたあっという間に終わりました。
 久々に見るタマネギは太く長く成長していて、ぴんと上に向かって伸びていました。

 最後の10分も無駄にせず、種まきに合流チームと桃の摘雷チームに分かれて作業を進めました。
 私はあけみちゃんたちと古畑の桃の摘雷を進めました。日に日にふくらんでいる桃の花芽が今にも咲きそうになっていて、その柔らかさに驚きました。

 ほんの少しの時間でも無駄にせずに力を合わせて、今日はたくさん作業が進みました!
 力一杯動いて、汗を流して、清々しい1日でした!

(ほのか)

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 ながれさんが1日来てくださり、栗林の枝の回収や撤去した株の処理などを助けてくださいました!

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 撤去した株を回収中!
 みんなでながれさんのダンプに積み込みます。

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 その後栗林の剪定した枝の回収へ!
 軽トラックで枝を集めていきました。
 枝の処理も同時に進み、畑が綺麗になっていきます。

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 まだまだやれるぞ! 栗の追肥のための鶏糞を調達しました。
 午前中から日没までながれさんとの作業もたくさん進み、本当に嬉しかったです! 1日、ありがとうございました!