「真っ直ぐに向かう」 ゆきな

3月24日

 今日はゆうなちゃんのお誕生日でした。ゆうなちゃんがいつも全力で、楽しんでしている姿が印象的です。苦手だなと思う作業もどんどんやってみて、どんどんその作業が好きになっていくゆうなちゃんの姿が真面目で勇敢で綺麗です。
 ゆうなちゃんのように自分の等身大で一生懸命になったり、喜怒哀楽を出したり(みんなと上手に共有)できるようになりたいとゆうなちゃんの姿を見て思います。
 いつもありがとうございます。

 朝の早朝作業ではセロリの収穫をしました。暖かくなってきて、セロリの生長が早くなっていること、茎が太く綺麗で真っ直ぐになっていることを感じます。毎日のように、朝にハウスに行って、鮮やかなぐらい綺麗な緑で真っ直ぐに立っているセロリを見ると、エネルギーが湧いてくるし、気持ちが正されます。

 セロリの茎の根元が折れずに綺麗に収穫できたときは、やっぱり嬉しいです。横から引っ張るようにして根元をちぎるのですが、端がちゃんとはがせると、そのあとも綺麗に取れやすいなと思いました。

 藁ハウスのセロリを収穫したのですが、そのハウスは脇芽が多くて、できるだけ脇芽を取りました。脇芽を取った分、良いセロリができたらいいなと思います。

 収穫したあとに嫁入りをしました。みんな毎日のように嫁入りをしているので、ちさとちゃんややよいちゃんが役割を分けてくれたら、あとはみんなで自動運転で考えながら進められることが嬉しいです。

 私はセロリを袋に詰める役割を担当しやすいのですが、どこに袋を置いたら自分と正面の人がもっと袋を取りやすいかとか,どうしたら袋をすぐに開けられるかとか(手こずるので)、もう少しだけやりやすくできたらいいなと思う部分をやっていて感じます。自分なりに考えながら、少しでもやりやすくできるにはどうしたらいいか、というところに、ちゃんと頭を遣っていけるようになっていきたいです。
 みんなとスピード感を持ちながらする作業が気持ちがよくて、朝からシャキッと覚醒していく感じがします。

 午前の作業は、桃の摘蕾でした。目標は「石生の桃畑の6本を全て終わらせる」でした。私はりなちゃんチームで摘蕾をしました。りなちゃんと作業をしていると、りなちゃんの潔さを強く感じて格好良く思います。

 初めの1本目は時間配分ができていなくて、摘蕾ができていない部分ができてしまいました。それが悔しかったです。「見られてない部分があったとしても、45分経ったら次の木に行きます」とりなちゃんがスパッと話してくれて、その歯切れの良さや気持ちの真っ直ぐさが印象に残りました。でも、終われなかったことが心残りで、次の木は絶対に最後まで終わらせようと思いました。

 カイガラムシを落とすのに時間をかけ過ぎると時間が無くなってしまうので、2本目はカイガラムシを落とすことを甘くして、摘蕾を優先しました。

 カッと集中して、桃の木の下から上へとどんどん攻めていきました。

 蕾が日に日にプックリ大きくなっていて、蕾を落とすとポロポロ簡単に落ちていきます。ポロポロ落ちる感覚も面白いです。

 2本目は45分かからずに終わることができて、最後の木にみんなが集まって終わらせました。みんなで最後、ヘルプに行く時間も好きだなと思います。みんなでこの木を終わらせる、という強い気持ちをお互いに感じながらできることが嬉しいです。
 また、こういう空気をみんなで作るとき、自分自身が気持ちに雑味を無くしながら真っ直ぐに向かえることも嬉しいです。

 最後、「石生が終わった!」とあけみちゃんを中心にみんなで喜べたことも達成感がありました。2時間がもの凄く充実感があって、あっという間でした。