3月20日
●新しい自分を見たい
今日は春分の日で、お仕事組さんも居てくださる特別な1日でした。
「1日のなかで明るい時間と暗い時間が同じになる日だ」
とお父さんがお話してくださいました。季節が進んでいくのを感じるような、春の訪れを感じるこの日、相川さんも帰って来てくださって、とてもとても嬉しかったです。
今日もミーティングを受けさせていただきました。
切り離すべき自分の症状めいた気持ちについて考えましたが、昨日の妖怪よりも、真剣に、深刻に、自分が本当にこのことで悩まされているんだな、ということを感じました。
作文を書いていると、次から次へとそのことから思い起こされるエピソードが出てきて、どれも「これが苦しかったから、逃げたかったからだったのだな」と繋がって、ハッとさせられました。気が付けばいつも身構えている、いつも戦闘態勢だったのだということです。
こんなにも自分が歪められていたことは、本当に残念なことです。けれどこれが自分でした。
日記に書くのも苦しくなってしまいますが、書きます。自分は、本当はこんなにも否定的な気持ちが強く、悲観的です。
でも、それなのに自分は明るく笑っていられるし、元気だ、大丈夫、普通だと思い込んでいました。今まで自分がどうにか傷つかないように、自分を保っていられるように、そうしてきていた。自分が自分のためにしてきていたことだったと、ミーティングで初めて知りました。こんなにも自分の首を絞めてしまうことだったんだな、と知りました。
改めて、お父さんお母さんやみんなの愛情が、身に沁みました。
昨日と今日、自分の中にいる『チャラチャラ妖怪』のことを考えて、本当に楽しいとき、面白いときに笑おう、真面目なときは真面目にいたい、と思うようになりました。
そうすると、笑ったり、声を上げる頻度が少し減ったと感じます。けれど、それでもみんなは普通でした。何事もなく、一緒に話して、一緒に当番をして、作業をして、「みつきちゃん!」と声をかけてくれました。
わたしは、今はそれでいいのかな、と思えました。
今までは、「みんなの空気を落とす、暗い、冷たい、最低だ」と思ってしまって、自分を罵倒したり、反省してしまうことが多かったのですが、自分を責めるような気持ちもなくなりました。
昨日、なのはなのホームページのベスト日記も読ませていただいて、ほのかちゃんやほしちゃんの日記など、みんなが今、自分の中の壁に、どうにか立ち向かおうと頑張っているんだな、と思いました。自分だけが苦しいのではない、みんなそれぞれに乗り越えなければいけない苦しさが同じようにあるんだ、と分かりました。
きっと、みんなもわたしが乗り越えなければいけない苦しさがあることを知ってくれていて、そして受け止めてくれていることが、本当に有難くて嬉しいです。
お父さんが質問にも答えてくださって、「みつきはこういう症状めいた気持ちがあるね」と、一緒に考えてくださったことが、とても嬉しかったです。
自分の良くない気持ち、症状について話しているのに、そしてそれをお父さんに教えていただいているのに、どうしてこんなに自分は安心して、ホッとして、嬉しくなっているんだろうか…。と、ちょっぴり不思議な気もしました。
今まで誰にも自分の心の内を、1ミリも理解してもらえなかった。
でも、お父さんお母さんならば、分かっていただけるだろうと自分も知っていて、やっぱりお父さんお母さんがすぐに教えてくださったので、嬉しかったんだろうなあ、と思います。
目を背けたいことほどよく見て、立ち向かっていきたいです。
そして、新しい自分を早く見たいです。