3月19日
かにちゃん、お誕生日おめでとうございます。
最近、私が落ち込んで自分に籠もっていたときにかにちゃんと廊下ですれ違って、他愛も無い話をしてくれたとき、話した時間はほんの数秒でしたが、その数秒で私はすごく温かくて嬉しい気持ちになりました。
かにちゃんの真っ直ぐで大きな瞳でしっかりと目を見て話してくれるとき、かにちゃんの誠意と、潔さを感じます。
かにちゃんはいつも、正しい方を示してくれます。私が来たばかりでなのはなの空気がわからないとき、なのはなとしてあるべき空気を教えてくれました。人として美しい姿勢、言葉を教えてくれました。
成人式の撮影では良いアングルが決まるまで粘り強く写真を撮り続けてくれました。
縁日ではお化け屋敷「はっぴーはうす」の案内状を一緒に作らせてもらいました。
町民音楽祭では一緒にフラバンドのバンドメンバーとして演奏させてもらいました。
泣きながら1年生に行ったときは、かにちゃんが話を聞いてくれました。
かにちゃんが「ほのちゃん」と話しかけてくれるとき、ふっと心が和らいで、温かくなります。いつもありがとうございます。かにちゃんのことが大好きです。
今朝起きると外は一面銀世界…3月の中旬なのに雪が積もっていました。
起きると、約束の時間の5分前でした。慌てて飛び起きて、家庭科室に向かいました。
そう、約束とは、ゆきなちゃんとななほちゃんから頼まれたバンペイユピールを作ることです!
今日の朝は、もう最後の段階の煮る工程でしたが、一緒にかき混ぜたり、アクを取って見守る、ということを一緒にさせてもらいました。
加工しているときのゆきなちゃんはきらきら輝いていて、すごく楽しそうです。こちらまで嬉しい気持ちになります。私は特に何もしていないけれど、来てくれてありがとうと何回も伝えてくれて、喜んでくれました。
焦げないように鍋をかき混ぜる作業は、思ったより力が必要でした。鍋いっぱいに入ったバンペイユが思ったより重く、蒸気がそのまま手に掛かるのでものすごく熱かったです。
良い物ができるように最後まで手を抜かずに見守るのが加工の作業なんだなと思いました。気持ちも、身体も、持続力、忍耐力が必要で、ゆきなちゃんはどちらも持っているからすごいなと思いました。
だんだんと、水っぽかった汁気がとろっとしてきて、シロップ状に変化しました。白い部分が見えていたバンペイユも全て透明になり、柔らかくなりました。
数十分の違いでも、お菓子作りは反応を顕著に示すんだなと思いました。
隣ではまことちゃんとどれみちゃんがあんこを炊いていて、どらやきのような豆の香りも漂っていました。
朝から嬉しい気持ち、きらきらした気持ちをたくさんもらった朝でした。バンペイユの黄色と、ゆきなちゃんの笑顔が、今も鮮明に脳裏に浮かびます。
今日は、一日ミーティングの時間をいただけてすごくありがたくて嬉しかったです。
昨日は座標軸で今の本当の自分を知って、今日は自分の中の妖怪を特定しました。
傷ついて、精神的な基盤を作り損ねた私たちは人格が歪んでしまい、なのはなに来て症状は止まったものの、自分の歪んだ人格が未修正のままだと教えていただきました。
昨日はショックでショックで涙でしたが、ようやくスタートラインに立てたんだなと思いました。これから自分がどう変わっていくのか。すごく興味深くて、もっと知りたい、変わりたいというワクワクした気持ちで今日のミーティングに臨みました。
お父さんが、「昨日ショックだった人もいたようだけど、ぐっと受け取ってくれたから、これから前に進みやすくなった」というお話をしてくださいました。それを聞いて、ああ、やっぱり前向きなところにしか答えはないなと感じたし、安心感が深まりました。
渡されたプリントには9つの妖怪の種類が記されていました。すぐに、「自己陶酔型妖怪」という項目が目に入り、まさにザ・自分。読んでいて片腹痛くなる内容がおもしろおかしく書かれていました。ああ、やっぱり全部ばれてた。と思いました。
けれど、今日は敢えて誇張するくらいの表現で、自分たちを妖怪にしてしまう、笑いものにしてしまうということで、昨日のような自己否定を感じにくくなりました。
そもそも人間の皮を被ろうとして被りきれなかった妖怪だったのなら、座標軸であんなところにプロットされても仕方ないか。妖怪だったなら人間になれなくて当然か。と思えました。開き直るわけではなくて、誇張するくらいに全て洗いざらい書ききってしまうことで、自分の修正ポイントがわかりやすくなったと思います。
チームのメンバーからの意見も、満場一致で自己陶酔型妖怪でした。
それを、みんなの前で発表する時間がありました。
私は恥ずかしいなと思ったのですが、意外と自己陶酔型の妖怪は私だけではなくて、他にも何人かいました。自分だけができていない、自分だけが恥ずかしい人間だと思っていたけれど、みんなも同じような気持ちだったんだ、この人も同じ悩みを持っていたんだとわかると、私はダメだという自己否定がどんどんちっちゃくなっていきました。
他のタイプの人も、私とは全く違うタイプだったとしてもそれぞれの悩み、それぞれの行きにくさ、それぞれの残念さがあるんだなと思いました。苦しいのは自分だけじゃなかったと思いました。
それに、私が残念だなと思ったところは確かにありましたが、堂々としている、自分が好きMAXなどは、他の人からいいじゃん!と言われました。自分ではいいと全く思っていなかったから、ないものねだりというか、プロットに関して、良い、ダメというのはやっぱりあるようでないものなんだなと思いました。
今の高すぎるプライドをいったん下げて、実力と同時にちょっとずつちょっとずつあげていく。集合でそう教えていただきました。
今日作文を書く中で、改めて自分の弱点や傾向、修正点が明確になりました。
どうしていくか具体的に書けたところと、どうしていくかわかりなくて書けなかったところがあります。今日わからなかったところも、どうしていくか教えていただけたら嬉しいなと思います。
ミーティングが早めに終わった後、ピンクチームのゆきなちゃんとさとみちゃんとかのんちゃんでバンペイユピールをドラッピーにかける作業をしました。
みんなでおいしそうだね、綺麗だねと話しながらトレーに並べていきました。ゆったり、ほんわかした4人で過ごす時間はとても落ち着いて、好きだなと思います。明日にはピールが乾燥して完成するので、見に行きたいなと思います。
明日は忘れていましたが祝日。家族みんなで過ごせるのが楽しみです。
読んでいただきありがとうございました。