「春を感じる」のりこ

3月15日

 

 今日は朝は曇り空で、少し寒いなぁと感じました。ハウス内は4度。午後から雨が降る予報だったので苗は外に出しませんでした。朝、苗床に被せてあるビニールを剥ぐと、緑の芽がたくさん目に飛び込んできました。昨日はよくよく探さないと見つけられなかったのに、1日経っただけでこんなに成長するんだ、と驚きと嬉しさでいっぱいになりました。
  午前は下町川の畑の畝立てをしました。真っすぐに並んだ畝がとても綺麗でした。周囲を切る作業が、どこをどのように切るのか難しいなぁと思いました。水はけをよくするために切るのだということは分かりましたが、水が流れるようにするために、高低差を考えてやらなければ意味がないのだなと思いました。

 畝立ての作業が終わり、今度は植え付けがあるのかなと思います。たくさんの広い畑にジャガイモが植えられるんだなと思うと植え付けが楽しみになりました。小学生の時に学校で植えた時はジャガイモの切り口に灰をつけて植えましたが、なのはなではどのようにして植えるのか楽しみです。
 その後はビニール洗いをし、セロリの追肥、大根第三弾の草抜きと追肥をしました。大勢の人数でたくさんの作業が進んで嬉しかったです。他にも栗の剪定や、燃やしの作業をしてくれた人もいて、いろんな所でいろんな作業が進んでいくので、やっぱり大人数の力は凄いなぁと思いました。

 午後、サーキットでお父さんが踏み台昇降運動を見てくれて嬉しかったです。私は低い台でも昇るのがきつくて、ふらついて怖いのですが、いつかスムースに昇り降りができたらいいなぁと思います。

 

 夜にフキノトウの天ぷらが出て、とても嬉しかったです。私は昨日の朝、よしみちゃんと一緒に摘みに行ったのですが、その時は私は1つしか見つけられなかったのに、よしみちゃんは次々見つけて、本当に凄いなと思いました。その後も摘みに行ってくれたようで、人数分採れたよ、とニコニコ顔で話してくれたのが嬉しかったです。
 そして、明日は土曜日でりゅうさんが来るから天ぷらにしてもらえるかなぁと期待していたら、期待通りに天ぷらが出てきて嬉しかったし、食べたらほろ苦くてとても美味しくて、大好きになりました。春を感じる嬉しさや、なのはなで皆で食べる嬉しさもあり、余計に美味しく思い、幸せを感じました。

 まこちゃんの話を聞いて、まこちゃんの怒りや残念さや、恥ずかしさや、悔しさや、いろんな感情を全部そのまま受け止めて、その気持ちに沿って行こうというお父さんが本当に心の広い人だなぁと思いました。今のまこちゃんには、気持ちに沿うことが必要なんだということを教えていただき、私もそういう気持で接していきたいと思いました。やっぱりなのはなファミリーだな、誰1人も見捨てないんだなと分かり、本当に嬉しくて安心しました。私もここだから受け入れてもらえたと思うし、ここで受け入れてもらえなかったらどこにも居場所はなかったと思います。みんなの力できっとまこちゃんは良くなるはずだと思います。