3月15日(土)「雨前に終わらせたい! みんなで繋ぐ畑作業」

3月15日のなのはな

  
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 今年じゃがいもの植わる7枚の畑の内、定植準備残す所2枚!となった今日。大人数のみんなと残り2枚の下町川畑で定植準備を行いました。
 しかし、私たちに残された時間は10時までかも!? 天気予報には10時から雨マークがついているという噂が。30分ほどしかないけれど、大人数いるから絶対大丈夫!そう信じて畑へむかいました。

    
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 畑へつけばそこには、トラクターで畝を立ててくださる須原さんの姿がありました。じゃがいもの畑はトラクターでほとんど畝を立て、私たちは端を切ったり、溝を切ったり、と最終成形のようなもの。須原さんを追って、端を切っていく『桑部隊』と周りの溝を掘っていく『スコップ部隊』に分かれて進めました。
 私はスコップ部隊でひたすら溝を切る役割をさせてもらいました。始めにさくらちゃんがどこを、どれくらいの深さで掘るかを伝えてもらい、早速一列になって作業開始。

    
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「ようかん方式でテンポよく」
 夏に父さんに何度も伝授してもらったこのことを胸に、夢中になって掘っていきましした。
 スコップを入れる度に、すこっ!そんな音が聞こえるくらいスコップが気持ちよく土の中に入っていきます。切っていると、水が流れてきました。溝きりのうれしさはこれです!思わず、みんなと「やった-!」切った溝に見事に水が流れてくれたとき、もの凄く気持ちがよい。
 
 後ろにはまりのちゃん、前にはさやねちゃん、スコップ部隊のみんなと一列になって、それからも、畑の周りにどんどん溝を掘っていきました。
 さすが最強メンバー、始めは長いと思っていた外周もあっという間に切り終わってしまいました。

    
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 さすが最強メンバー、始めは長いと思っていた外周もあっという間に切り終わってしまいました。
 私たちが溝を切っている間、桑部隊のみんなも着々と畝立てを進めてくれていました。私たちも合流だ!そんな時、ポツポツと雨が降り始めてきました。それが次第に強くなる予感が…しかし、まだ定植準備は終わっていません。
 
 必死になってみんなと進めていると、気がつけば畑には桃の作業やもやしの作業をしていたみんなが駆け付けてくれて、畑には超大人数。広い畑どこを見ても、いっぱい…ありとあらゆるところでどんどん溝さらいや畝立てと、進んでいきました。

 みんなが来てくれてから、さらに怒濤の勢いで下町川畑2枚のじゃがいもの定植準備進んで行き、無事に完了することが出来ました!
 あれっ?終わった頃には、雨がやんでいる。まだ作業が進められそうです。

    
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 その後からは、ビニールを洗う部隊とセロリと大根の追肥部隊にまたまた分かれました。

 私はやよいちゃんやさくらちゃん、大人数のみんなと追肥をさせてもらいました。なるちゃんとゆきなちゃんが積み立てホカホカの牛肥を運んできてくれて、それをセロリにたっぷり!
 牛肥をてみに積むと、なるちゃんたちを包み込むようにもくもくと白い湯気が立ちました。牛肥の香りからも、その湯気からも、牛肥効果抜群!そんな気がしてきました。
 追肥をしているところに、りゅうさんも来てくださりました。
    

  
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 追肥を終え、りゅうさんも来てくださったところで、最後は中耕です。ここでやよいちゃんが「対決をしよう!」さくらちゃんチーム対ももかチームで中耕スピード対決をしました。
 始めに1分間の作戦タイム。私たちのチームは1人1畝間入ってひたすら中耕する。という至ってシンプルな作戦です。
 相手にはりゅうさん、すにたちゃん、うたなちゃん、いかにも早そうなメンバーが勢揃い。だけど、私たちも負けていられないぞ!それでは、位置についてよーいスタート!

    
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 畝間に牛肥が残らないように。畝の上で牛肥が山にならないように。この2つを注意してしっかりと中耕しながら、スピード感持って、進めます。
 隣のハウスから、声は聞こえなくても、もの凄い勢いで進んで入るような空気を感じました。少ししたら、ダーッ!とハウスからハウスへと凄い勢いで移動していくりゅうさんたちの姿がありました。私たちもさらにスピードアップ!

 「終わりましたーっ!」さすがさくらちゃんチーム圧倒的な速さで2つのハウスの中耕を完了していました。そのまま、私は思わず、「ヘルプお願いしまーす!」助けを求め、最後は全員で一ハウス完了。なんと、10分間で全ハウスの中耕を終えることが出来ました。

    
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 セロリの追肥まででは終わりません。最後は大根の硫安の追肥を行いました。

 いざ畑に着けば思ったよりも草が生えていた……。急遽、草取りからすることに。みんなでながーい一畝に入って黙々と草取り。
 しかし畝が長いのも、畝の数が多いのもあり、草取りを終え、追肥まで残り1時間で行けるかどうか。というところ。しかも、しかも、止んでいた雨も再び降り始めてしまい。

 しかし、私たちは「絶対に追肥まで終わらせるんだ!」その思い一つでひたすらに草を取り続けました。すると、雨で中断したビニール洗いをしていたみんなが続々と来て助けに来てくれました。
 草取りを無事に終え、最後は怒濤の勢いで、草回収部隊と追肥部隊に分かれ、ラストスパート!

 最後には、別の作業をしていた子たちも駆け付けてくれて、ネットがけまで完了!!!

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 じゃがいもの定植準備から、セロリの追肥と中耕、大根の草取りと追肥を終え、最後は古吉野までダッシュ!
 雨と時間との戦いでもありながら、みんなに助けてもらって、協力して、午前中たっくさんの作業を進めることが出来て、凄く楽しくて、達成感一杯の午前中の作業でした。

(ももか)

 

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 前回お父さんにチェーンソーを使って、大きく栗の剪定をしました。今回は、樹形を整えたところの細かい剪定を行いました。小雨がふったりやんだりして、怪しい天気の中、作業を進めました。

 私がどんどんと栗を切っていき、みつきちゃんにトップジンで切り口を塗っていってもらいました。スピード感をもって作業していると、さくさくと進のが気持ちよくて、2人でもくもくと作業を進めました。

 そのままだと高くなりすぎそうな木は、マイカー線で杭に引っ張って誘引します。これは桃の剪定の時にやり方を教えてもらったのですが、切りすぎたくない時に樹形を整えるのに使えるのがいいなと思っています。

 今回で今期の剪定を終えることが出来ました。たくさん剪定した時の枝が出たので、しっかり片づけて綺麗な栗林にしたいなと思います。
 栗の木は、薪に使うと枝がじっくり燃えて火が長持ちして、キャンプでご飯を炊くのにピッタリ!栗の木はキノコの栽培にも適しているようで、使い道がたくさんあるのも魅力的だなと思います。

(まなか)

    
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    オレンジ色のガクに、青色の花弁。
 南アフリカ原産のこの花の名前は、「極楽鳥花」。

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 名前の通り、花の色形が極楽鳥に似ていることから名づけられたこの花は、目を引くとても鮮やかな色で、見ているだけで魅了させられます。

 なのはなファミリーでは現在、9鉢の極楽鳥花を栽培しています。
 元々は、藤井先生から2鉢の極楽鳥花をいただいたのをきっかけに育て始めたのですが、毎年株分けを行い、9鉢にまで増えました。

 
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 私たちが育てている極楽鳥化は、1メートルほどで花を咲かせるのですが、南アフリカなどでは10メートルほどまで成長する大型の極楽鳥花の種類もあるようです。
 
 そんな大型の極楽鳥花を、人生で一度は見てみたい、育ててみたいものですが、そんな高望みをしなくても、9鉢の極楽鳥花は、一瞬にして異国の世界へ私たちを案内してくれます。

   
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 自然あふれる南アフリカの野性味、鮮やかさを感じさせるこの花が、私は大好きです。
 冬の間はバナナハウスで育ち、夏になるとハウスの外で太陽の光をサンサンと浴びて育つ極楽鳥花。

 今年も株分けをし、次回はもっともっと花を咲かせてくれることを期待しています。
 これからも大切に育てていきたいです。

(ななほ)

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〈雨の合間に桃の摘雷も進めました!〉

 

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 ミーティングは、1人ひとりが何に傷ついてきたのかを理解し、次のステップへ進みます。
  次のステップでは、傷ついてしまったことで、どんな苦しさを抱えるようになってしまったのかを考えていきます。
 摂食障害は症状も症状が出てしまう背景も深い問題を抱えた病気です。
 苦しさが当たり前の日常を送っているとそれがいつしか普通になり、その苦しさが苦しいとわからなくなってしまいます。
 自分が何に苦しんできたのかを理解することで、新しい視点や前向きな気持ちが生まれて、自分の人生に希望が持てるようになります。
 次のステップもなのはなファミリーの一人ひとりが大切な気づきをたくさん見つけられるように、真剣にミーティングに取り組んでいきます。  
 
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***おまけ***
 夕食には春の味覚なのはなのお母さんも大好きなふきのとうを天ぷらで!
 りゅうさんがかりっと美味しく揚げてくれました。
「ふきのとうは大人の味だよ。でもいつか気持ちにぴったりと思える日が来るかもね」
 とお母さんが話してくれて、ほろ苦い大人の味をみんなで味わいました。