「畝立て」 そな

3月14日

 

 フルメニューのコースがなのはなコースに変わって今までより距離がぐっと短く感じて一時間も走っているとは思えないほどあっという間に終わってしまいます。

 今日はジャガイモの畑の畝立てをしました。

 畝立てと言っても完全人力だったのは1つの畑のみでほとんど須原さんが畝をつくってくださっていて溝きりのみだったため、本来の畝たてよりずっと簡単なものだったと思うのですがやはり畑はたいへんなものだなとつくづく感じました。本当に忍耐力の無さを感じて少し疲れを感じてしまいました(笑)

 今日は一日中鍬を握って、午前は思うような溝を作れなくてやきもきしたのですが優しく丁寧に教えてくれる先生が沢山いておかげで午後は次の畑に進んでいくたびに、コツがどんどん分かってきて、深くまっすぐに掘れるようになってきて、嬉しかったです。

 でも間違いなくまだまだ鍬の扱い方も下手で能率の良い働きは出来ないのですが全く分からない、という状態からは抜け出せたと思うと嬉しいです。

 今日畝立てを初めてさせてもらって、でもほしちゃんやすにちゃんが「そんな気しない、もっとずっと一緒にやってる気がするよ(笑)」と言ってれて一応誉め言葉かな?と思ってそれが嬉しかったです。ほしちゃん、すにちゃん、よしみちゃん、のりこちゃんも一緒に作業をしてとても気持ちいい人たちだなって感じます。でもそうでも、そうじゃなくても人と分け隔てなく皆と頑張りたいなという気持ちはあります。

 昼食でクッキーを作ってくれたたけちゃんが隣に居て「すごく美味しい、ありがとう」と言うと少し満足そうにしていて、その表情からなのはなの子皆の幸せを願っている事が自分には感じられて
 たけちゃんは本当に深い心を持っている、優しい子だなとつくづく感じました。

 朝は寒くて着込んだまま、体育館でラジオ体操をしました。
 寒さからか、もう全て放り投げたくなって、走るのも、午前の作業も抜けよう。なんて思いました。
 でもとりあえず走る準備をして、薄着になって外に出ました。
 なぜかそれだけで気持ちが少し軽くなって走るとすごく気持ちが晴れやかになっていきました。
 これで、午前の作業も楽しめる、頑張れる、そう思うと嬉しくなったし、安心しました。