3月9日
しょうおう町民音楽祭本番と、すにちゃんのお誕生日の、スペシャルデーでした。
すにちゃん、お誕生日おめでとうございます!
本当に、すにちゃんのことが、大大大好きです!
すにちゃんは私より年齢は小さいけれど、すにちゃんが見せてくれる真面目な気持ち、一生懸命な気持ち、努力を惜しまない気持ちに、はっとさせらることがたくさんあります。すにちゃんのそういう一面を見ると、ああ、私なんかよりずっとお姉さんだなと思います。去年はすにちゃんと山小屋キャンプや、縁日で同じチームでした。すにちゃんは私にとって、気兼ねなく冗談を言い合える相棒みたいな存在です。
すにちゃんと一緒なら、どんなに大変なことがあっても、どんなに寒くても、暑くても、全部笑って乗り越えられます。すにちゃんは大変なことを大変と思っていないから、何をするにも最初から全力投球で、それがうまくいってもいかなくても一生懸命だから本当に潔くて綺麗だと思います。私もそういう情熱的な気持ちとか、努力を惜しまず理想に向かって突き進み続ける気持ちを見習って生きて行きたいです。
○バンドメンバーとしての初舞台
結成からあっという間に本番の日が訪れました。
緊張と興奮で何度も目覚めて、朝。みんなと身支度をしました。
よく晴れていて、青空が気持ちよい日でした。
午前中は三味線の演奏の応援に行かせていただきました。
シックな浴衣姿のゆいちゃんが出てきた瞬間、照明は暗転していましたが、スポットライトが当たっているかのような眩しいオーラを感じました。
しっかりと一点を見据えて、背筋を正して演奏する三味線部のみんなが本当に美しくて、普段のみんなとはひと味違う三味線奏者としての風格を感じました。初心者とは全く思えないほど堂々としていて、みんなの姿を見て私も勇気が沸いてきました。
午後出直して、再びホールへ向かいました。車の中はしーんとした空気で、ステージに立つ気持ちを作りました。
なのはな最初の出番は、なのポップのステージでした。
かにちゃんがはっきりと発音する歌詞のひとつひとつが胸に深く刻み込まれていくようで、会場のお客さんも歌詞に聞き入っているように感じました。
「どこに向かって走ればいいか まだ幼すぎてわからなかった」
「生きること ただそれだけが 難しく」
今までの自分と、これからの未来について思いを馳せました。
私は、普通に生きることが難しかったから、普通じゃない人になろうと思いました。
それで、たくさん可愛い服を集めて、着ました。しかし、もう着ることはできないと思い始めています。大事にしていた服たちでしたが、昨日、衣装部さんになのはなの衣装に寄付することを宣言しました。正直、今も心のどこかで本当にいいのか、と後ろめたさがあるようにも感じています。
目立つ可愛い服を着て、カラコン、メイクをして、地雷系の女の子をやることは、今思えば自分を守る方法だったんだなと思います。普通がわからなくて、普通になれなかったから、普通じゃない道に逃げていたのだと思います。
しかし、ミーティングで何に傷ついてきたかを知った今、もう自分を守る必要はないんだ。と自分に言い聞かせると、その道に逃げたくなる気持ちも無くなりました。
摂食障害になる前でも、なった後でもない、今までに無い、新しい自分をつくっていけば、何も怖くないなと思いました。
ミーティング期間だったので、感じることがたくさんあり、音楽にそれを引き出してもらったような感じがします。
自分の演奏も、驚くほど時間があっという間で、見ている時間に対し自分の出番が圧倒的に短く驚きました。音楽を演奏している間は自分じゃない誰かになれたみたいで、自己否定とか被害感情とか真っさらで、気持ちを解放して楽しく演奏することができました。気持ちが良かったです。
次はどの曲、どのステージに立てるんだろうと想像するとワクワクします。
明日からも新たな目標に向かってがんばります!