
3月10日のなのはな
気持ちよい晴れ間が朝早くから続きました。
朝食後にされた作業発表で、「第2鉄塔、第1鉄塔、第1鉄塔上の肥料入れの作業」があると聞いて、そのメンバーの中に自分の名前もありました。「やった!」とうれしい気持ちになったと同時に、もう春に向けて新しい野菜の準備が始まると思うとワクワクが止まりませんでした。
午前のうちにすべての畑の肥料入れを完了させ、午後にはもう須原さんが耕してくださるとのことでした。フルメニューのあとから昼食の時間まで、タイムリミットは役2時間。絶対に終わらせるぞ! と燃えました。
今日は初めて、ドライバーの助手として軽トラで牛肥を積んで運んでくる役割をもらいました。まりのちゃんと一緒に、何度も往復して牛肥を運びます。
スコップでてみに牛肥を入れ、エルフから軽トラに下ろします。どんな作業でも、まりのちゃんのスピードには驚かされますが、今回も例外でなく、牛肥をスコップで入れていく手つきが早いこと!
私がてみを一つ空にするともう二つもいっぱいのてみが完成していて、夢中になって牛肥を積みました。余談ですが、まりのちゃんの軽トラの運転技術もすごくて、エルフのスレスレの位置に停めて積み下ろしをしやすくしてくれるのがさすがだなと思いました。やはり軽トラを使いこなせる人を見るとかっこいいと感じるし、自分もやってみたい、と思います。
肥料入れは、みつきちゃんリーダーで進みました。みつきちゃんが鋤簾で牛肥をてみに入れてく れて、みんなで撒きました。
第2鉄塔は、本当に一瞬で終わってしまいました。すにちゃんが始まる前に何もない畑の上で写真撮影をしてくれたのですが、それから15分くらいでまっさらだった畑が牛肥でいっぱいになってしまいました。作業しているみんながてみをもって全力疾走していて、運動会みたいでした。
牛肥を撒き終わった畑と、高所にある第2鉄塔から見える景色とで、達成感があって満たされました。この畑には、キャベツが来るそうです。私の大好物のキャベツが、今日撒いた肥料をたくさん吸収して、おいしく育ってくれたらいいなと思います。
第1鉄塔や第1鉄塔上の肥料入れもあっという間でした。今回は耕すのは肥料を入れてからだったので、畝がまだある状態での肥料入れでした。
畝の上を奪取するという普段禁止されたことを許されているためか、なぜかいけないことをしている気がして、ちょっと心がウキウキしてしまいました。
第1鉄塔上では白菜のネット回収をしてくれているみんながいて、回収が終わったらすぐに肥料入れができました。バトンをつないでいる感じがして、違う作業でもみんなを感じられてうれしいです。
何度もゆうなちゃんやそなちゃんと「久しぶりの肥料入れ最高すぎ、楽しい!」と言い合って、がむしゃらに作業しました。本当にあっという間に終わってしまったので、もっとやりたい、と思ってしまいました。また残りの畑で、春野菜の準備として肥料入れがあったらやりたいです。
これからどんどん、種まきや畑の準備、そして新チームの始動など、春野菜に向けて着々といろんな工程が待っていると思うと楽しみで仕方がありません。明日も、自分ができる作業を精一杯頑張ります!
(うたな)
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石生、梅の木、奈義コースの最終日。
この9キロのコースにも身体が慣れてきて、長距離を走ることが心地いいと思える体に進化しました。
明日は、いよいよマラソンコースの中では最長のなのはなコースを走ります。一山を越える山越えコースを一筆書きで走ります。
アップダウンが面白く、移り変わる景色も魅力的なコースです。
なのはなコースもきっと楽しく走れるはず!
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今日はみつきちゃん、さやねちゃん、ほしちゃんと共に玉ねぎの手入れをしました。
玉ねぎの草取りはマルチが張られているため隙間の穴からちらっと顔をのぞかせるかわいらしい、こじんまりとした草をつまんで、むしっていきます。
場所によっては、全然生えていないところもあれば、陽がよく当たる場所には多く生えていたり。
みつきちゃんのタイムコールのおかげもあり、良いスピード感で草取りを終える事が出来ました!
次は追肥です。玉ねぎの肥料は硫安。というものだそうで、私は今回の作業で初めてお目にかかりました。
一つの栄養が詰まったもので、人間でいう”プロテイン”みたいなものだそうです。そして腹八分目程度の量をひと株に撒いていく。
ひとつまみがどれくらいか皆で共通認識をもってできるように初めに一人一人丁寧にチェックをしました。
しっかり栄養を蓄えて元気になるんだよーと声をかけて、追肥を進めていきました。
(そな)
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午後は、野菜の収穫を行いました!今日収穫する野菜は、セロリと大根。2つのチームに分かれて、私はセロリのチームに入らせてもらって収穫をさせてもらいました。
卒業生のえみちゃんが一緒に作業に来てくれていて、えみちゃんが運転して車に乗ってセロリの畑まで行きました。その時に話してくれるえみちゃんの笑顔がすごく優しくて、その素敵な笑顔を見ると、安心するような、ものすごく温かい気持ちになりました。
セロリのハウスに入ると、ものすごく鮮やかできれいな緑色が一面に広がっていました。本当にセロリは元気いっぱいで、生き生きと緑色に色づいていて、すごくきれいでした。私は毎朝、セロリのハウス開け当番で、毎日セロリの様子は見ているはずなのですが、いざ、収穫しようとセロリをまじまじと見ると、やはりものすごく元気がいいなと感じます。ぐんぐん伸びていくセロリが愛おしくなります。
私はセロリの収穫が大好きです。セロリを根元からパキパキ取っていくのが本当に楽しくて、癖になります。セロリがパキッと取れる触感も楽しいし、1本が本当に大きいので、1本取るたびに、「とれたー!」という感覚がすごく楽しさを倍増させます。
夢中になってパキパキ収穫していると、12籠分ものセロリを収穫することができました。本当に収穫しだすと止まらなくて、隣の株を見ると収穫したくなって、隣の株をやると、隣もやりたくなって……の繰り返しでした。本当に楽しくて、みんなでワイワイ収穫できたのが、すごくうれしかったです。
古吉野に帰って、セロリを収納していると大根を収穫したチームも帰ってきて、合流しました。残り30分間くらいだったのですが、6人の2チームが合体して、大人数になって一気にみんなで大根をひたすら洗って拭いていきました。
大根はものすごく立派で大きくて太くて、触るだけでうれしい気分になりました。本当にみんなでやるとあっという間で、140本の大根も一瞬で奇麗になっていって、本当にみんなの力ってすごい、と改めて感じました。
最後、みんなと協力して終わらせられたのが、本当にすごくうれしかったし気持ちがよくて清々しい気分になりました。みんなと協力して何かを終わらせる、って本当に気持ちがよくて達成感があって、みんなと一体になってやっている感覚が本当に楽しくて、幸せだな、と感じます。さらに、こんなにも大規模で野菜を作り、それもどれもすごく立派で、本当にみんなの力があるからできることだな、と感じてすごくうれしい気持ちになりました。毎日おいしい新鮮野菜が食べられてすごくすごく幸せです。
(ゆうな)
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桃チームは剪定した枝を回収しました。
暖かくなってきたので、摘蕾も再開します!
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