
3月8日のなのはな
明日行われる町民音楽祭のリハーサルに行ってきました。
このイベントに向けてなのはなファミリーでは新たに4つのチームを作り、練習を重ねてきました。この4つのにとって、初めてのステージです。
午前中は邦楽の部に出演する、三味線部のリハーサルがありました。
舞台上がると、金屏風の前に赤い毛氈が敷かれていて、豪華なセットに驚きました。
その前に三味線を構えて座ると、緊張していた心がしゃんとして、気合が入りました。
民謡を歌ってくれるのはゆいちゃん。舞台の上手には太鼓、チャンチキ、笛が並びました。
ホールで音を出すと、自分たちが演奏する音が遠くまで気持ちよく響いていくのを感じます。
ゆいちゃんの歌声が、私たちの伴奏にハマっているなと思いながら演奏するのが嬉しかったです。
まりのちゃんが三味線を教えてくれて、こんなふうに楽しいなと思いながら、演奏できることが、有難いなと思いました。
なのはなの表現がまた一つ増えたように思います。
前からお父さん、お母さんが見ていてくださっていました。帰るときに「揃ってた!よかったよ!」と話してくださったこともすごく嬉しくて、明日はもっといい演奏にしたいなと思いました。
午後は「なのフラ」「なのジャズ」「なのポップ」と3つのバンドがリハーサルをしました。
私は「なのフラ」、「なのジャズ」と演奏させてもらいました。
なのはなのダンスと一緒に演奏していると、それだけで前向きな希望ある気持ちになります。
どの体制でも、なのはなで伝えたい気持ち、表現したい気持ちがしっかりと届くようにと練習しました。
ジャズバンドでは、私はエレキギターを演奏します。
なのはなでエレキギターを持つのは初めてで、一番緊張しました。
一人ひとりの音が演奏の一部を担っていることを改めて感じます。
舞台の上に立つと、ただ弾くだけでなく、立ち姿、演奏の仕方、表情と、全部でお客さんに伝えるのだなと思いました。
「なのポップ」の演奏は前から見させてもらいました。
お父さんが作詞した3曲を演奏します。
かにちゃんの透明な声で歌われる歌詞が、本当に心に広がりました。
「キボウ」「空へ」「桃の唄」と歌われる気持ちは、全部私たちの気持ちだなと思います。
桃の唄ではダンサーのみんなが出て、桃畑の木のように真ん中で歌うかにちゃんを包みます。
何度も涙がこぼれました。音楽というのは、こういうふうに人を感動させられるのだなと思います。
私もなのはなファミリーの一員として、こんなふうに希望を持ってもらえるような演奏をしていきたいです。
明日の本番も思い切り楽しんで、見てくださる人の心に少しでも残るような瞬間を作れたらと思いました。
(まなか)