
3月7日のなのはな
二ホンミツバチ用の待ち受け箱の設置を進めました。
旅行の計画を立てるように、設置場所を一筆書きで回ることができるルートを考え、必要なものを箇条書きにし、それらを急いで軽トラに積んでいく。そのことだけで胸が躍りました。
蜂蜜の香りがする誘引液。蜜蝋を内側に塗った巣箱、二ホンミツバチが来るところを思い浮かべて作った水飲み場。それらを積んで出発です。
本日の設置1か所目はグラウンドの石碑の隣です。二ホンミツバチにとって居心地の良い場所になるように、草や枝を切ります。
さとえちゃん、すにたちゃんと自分がミツバチだとして、気になるところを良くしていきます。もう30センチ北側に寄せて、ブロックの壁に近い方が安心できるのではないかということや、1、2メートル違うだけでも、日の当たり始めが早くなり、西日を防ぐことができる位置になることなど考えながら、3人で場所を作っていくことが楽しかったです。

水飲み場は、前回まで苔をミツバチが水を飲むときの足場にしていましたが、苔を水に浸したままにしておくと、苔が腐ってしまうということで、今回から砂利を敷き、砂利が浸るくらいの水を入れました。
巣箱の隣に置くことができて、嬉しかったです。
お父さんが途中で見てくださり、ミツバチが好む石垣際で、角になっているような場所が適していることを教えてくださいました。
全30箱中、13箱の待ち受け箱の設置ができました。続きも、二ホンミツバチの居心地が良い場所に置けるようにしていきたいです。
(さくら)
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今夜は明後日の町民音楽祭に向けて、古吉野でのなのフラ・三味線のリハーサルを行いました。
個人的な話になりますが今日は作業や当番でなんだか特に消耗しきってしまっていて夕食の時間にはちょっと大げさにはなりますが、ランニングに久々の畑作業にもうへとへとだー……という状態でした。
でもそれは自分に限らず皆も、むしろ皆の方がきっとすごく疲れていて。
(今日はもう疲れたぞー!!)という皆の心の声が聞こえてくるような空気が漂っていました。
お父さん、お母さんに最終的なチェックをしていただけるよう、各自衣装準備、メイクに取り掛かります。
衣装を着て、メイクをする。女性にとってそれはいくつになっても心がときめいて、ワクワクして、すごく満ち足りた気分になれる。
一種の魔法のようなものです。準備に入ると途端に、皆の表情は一気にパッと明るくなって、声も弾んで、一気に空気感が変わりました。
お父さんの、
「常に魅せる自分でいる事、バンドメンバーも、ダンスメンバーにも大事なことだよ」
その言葉を胸に本番を意識して、踊りました。
町民音楽祭、自分にとって始めてのイベントです。
緊張もありますが、本番どれだけの、どんなお客さんが自分たちの表現を見てくれるのだろう。
そう思うと、ワクワクして、なぜか涙が出てきそうになりました。
魅せる自分を作る事、そしてそれを見てもらえる事。どちらも自分の人生で果たせることはできなかっただろう事だからです。
本番まであと二日。
毎日練習をつみかさねてきた皆の集大成を、最高の形で出せるように気を抜かずに
そして何より楽しむ心を忘れずに、自分もできる限りの力を発揮して、最高の日にしたいです。
(そな)
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