「人の助けなしには」 そな

3月6日
 今日は初めて9キロのコースを走れる! ワクワクした気持ちで外に出ました!
 少し雨が降っていたのですが、走っているうちにどんどん晴れてきて、しかも風はあって空気の冷たさで
 体温が上がりすぎる事もなく、走りやすい気候のおかげで本当に気持ちよく走れて最高の時間でした。
 なぜか膝も走っていくうちに慣れた?のか痛みがどんどん感じなくなってきて、もしかすると走る事に不安を感じて
 気持ちからくるものだったのかもしれないと思いました。
 ジャンプすると痛かったりいたいは痛いけど、走る分には特に支障がなくて、なのはなコースも走るのがすごく楽しみです。

 午後のお父さんのお話を聞いて、いつも集合などで「アスペルガーの人は能力が高い」という事も聞いていてとすると自分は違うんじゃないか、と感じていたのですが、小学生の頃感じていた、人と違う、追いつけない、皆よりできていない、皆と出来が違う、このままで大丈夫か、色んな不安が思い起こされて、やっぱり自分もそうなのかと思いました。
 お父さんが思い悩んだ中で、気づいたそれは自分だけのものではなくて、他の人にも共通することなんじゃないか、その気づきによってたくさんの人が救われて、回復の道が開かれている、お父さんの姿が改めて本当に尊いものだと思いました。(おこがましいですが…)
 どこに行っても、助けてもらえる。本当にそうで今までの人生、ずっと人に恵まれていて、良い人ばかりで今までずっとずっと周りの人が自分を支えてくれてここまで生きてこれることが出来て。力不足の自分だけでは何もできない、何一つ成し遂げられない、人の助けなしには生きてこれなかった人生でした。
 だからこそ今日お話を聞いている時ただ涙がとまらず、自分だけの力では生きていけない、人への感謝の気持ちを忘れてはならないという事を強く感じました。
 皆が書いてくれた作文を読んで、皆が守ってくれているような気持ちになって、心強くなりました。

 版画教室では前回から彫りに入って、それがとても楽しいです。