「自分をとてもいきいきとさせること」 なつみ

3月1日

 今夜は、コンサート練習が始まって以来のソフトバレーができて、やっぱり、とってもとっても楽しいなと思いました。

 わたしは、前回に引き続き、ひろちゃんと同じチームで、ひろちゃんがチームのみんなを前向きにフォローして引っ張ってくれる空気が、とても好きです。

 久しぶりのゲームは、サーブが最初、微妙に曲がってしまって入らなくて、どうしても入らなくて、オーディエンスがいる中、非常に緊張したし、何よりわたしのサーブが回ってくるたびに、相手に一点はいるようになるのだと思うと、それは絶対にダメだと思いました。
 全神経を集中させて、お父さんが教えてくださるように換気扇目がけて腕を振る事だけを考えて打ちました。
そうすると、真っ直ぐ飛ぶようになって、感覚も少しずつ取り戻すことが出来て、お父さんやりゅうさんたちみたいに派手なサーブはできないけれど、出来るだけ、チームの勝利に貢献できるサーブが、コンスタントに打てるように、サーブとトスの練習をしたいです。

 客観的に見ていると、ここが穴だなとか、この人は前に行き気味とか分かるのですが、自分のことになると、てんで分からなくて、実はものすごく頓珍漢なところに立っている気がしてきて、次回はチームのみんなに、わたしが変なところに立っていたり、いないでほしいところにいたら教えてもらいたいということを、伝えようと思いました。

 土曜日は、見ているだけですごく面白いです。
 空気が良いというのは勿論あるけれど、みんなが人の目を気にせずに、一生懸命ボールを追いかけて、上げて、声を掛け合って、繋いで、点を取っている姿がすごくきれいで、(もうだめだ!)と思ったボールが上がると、なぜか自分が救われた気持ちになります。

 わたしは、アタックもトスもサーブも、どれかがすごく良く出来るわけではないけれど、チームの中では最後まで、ボールを上げることを諦めない人でいたいなと思います。
 そのためにも、フルメニューを頑張って、足腰を丈夫に鍛えていきます。

 作業では、午後にふみちゃんとかのんちゃんと白菜の全収穫をしました。
 白菜が思ったより大きくて、1コンテナに2玉とか3玉しか入らなくて、約200玉の白菜をコンテナで道路際まで、かのんちゃんと2人で何往復も運びました。
 大変じゃないかなと思っていたのですが、かのんちゃんがひたむきに、コツコツ運んでいて、わたしもコツコツ運んで、それだけだけど、なんでかとても楽しくて、今日はふみちゃんとかのんちゃんと頑張ったなと思います。
 明日の朝は、ふみちゃんと一緒に、白菜を新聞で巻いて貯蔵します。
 それが、楽しみです。

 お父さんが夜の集合で話してくださったように、誰かと何かをする約束があること、誰かに何かを頼まれること、そのことは、自分をとてもいきいきさせることだと思います。
 まえちゃんと育苗の話をすること、ふみちゃんと白菜を巻こうと約束したこと、そういうことが、今のわたしには、本当に、本当に大事なことで、大げさでもなんでもなくて、それがあるから、今は、楽しいなって思えること、笑えることが多いです。
 お父さんが、そのことについて話してくださって、それが、少し涙が出てしまうくらい嬉しかったし、頑張ろうと思いました。