
養蜂ニュースです。1日、養蜂箱の蜜蝋塗りを進めていました。
午後、巣門とすのこの蜜蝋塗りに取り掛かっていたとき、まだ蜜蝋を塗っていないすのこを重ねたタワーの中間地点に、二ホンミツバチの姿がありました。
てくてくと歩く足、黒っぽい胸、腹の縞模様。目の前に現れた1匹の二ホンミツバチが夢の中の出来事のような、会いたくて会いたくてたまらなかった姿を見られた感動で胸がいっぱいになりました。今まで、蜂はハチとしか見えていませんでしたが、蜜蝋の香りに誘われて来た、探索蜂かと思われる1匹が、とてもとても可愛く、そして神々しく見えました。
飛び去った後も、さとえちゃんと言葉にならない嬉しさに何度も顔を見合わせました。
二ホンミツバチの巣から採った蜜蝋は、西洋ミツバチには誘引効果はなく、二ホンミツバチにのみ誘引効果があるそうです。
探索蜂が動き出しているということを知り、急遽、1箱設置をしました。
分蜂群が巣箱の中に入るまでは、須原さんが作ってくださった丸太巣門を使い設置します。水平になるように板を使い調整します。巣門、待ち箱、すのこ、蓋に蜜蝋を作ったときにできた廃液(誘引液)を塗り、段の隙間はガムテープでふさぎます。
巣箱の隣には、水飲み場を設置しました。溜水をはったお皿に、ミツバチが溺れないための島として苔を入れています。
1箱目の設置が完了しました。
来てくれた1匹のミツバチの姿がとても嬉しく、残り約3分の1の蜜蝋塗りや養蜂箱の設置が、ミツバチの住みやすい環境にできるように頑張りたいです。以上、養蜂ニュースでした。
(さくら)
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なのはなの栗林、栗林をいただいたとき、本来だったら幼木の時に樹形を決める剪定を行うのですが、栗林の栗の木は高く成長しすぎてしまっている状態でした。先日お父さんと栗の剪定をしていて、相談の末、今回大胆に剪定をし、樹形を大きく変えて育ててみることになりました。
今日はその高く伸びすぎてしまった枝を、チェーンソーを使って剪定しました。
私とみつきちゃんで、お父さんの手元に入りました。
お父さんが、気を見ながら大枝を落としていきます。ぎぎぎぎ、ずさああと大きな音で気が倒れます。
重くて硬て大ぶりな枝が落ちてくるので、手元をするのも本当に緊張しました。
お父さんがチェーンソーを繊細に使いこなして、木に優しく切っているのが分かってすごいなあと思いました。
脚立の立て方ひとつでも、切る人がどんな位置で、どんなふうに切りたいのか、木はどの方向に倒れて、どこが安全か……そんなふうに感を働かせて動いていきます。
最初は上手く動けなかったり、お父さんの意図がすぐに伝わらなくて悔しかったのですが、お父さんが切る姿や、立つ場所の意味が分かってくると、チェーンソーの大きな音の中でも意思疎通がとれてスムーズに動けることが嬉しかったです。
大枝が落ちる度に、「わあーー!」「ひゃー-!」と無意識に声が出てしまうくらいの迫力でした。
午前中が終わった時は、緊張と声の出しすぎでちょっと酸欠…。作業中はずっとアドレナリンが出ていたようで、終わった瞬間に力が抜けて笑えて来ました。
午後もお父さんがずっとチェーンソーを使って切り続けてくださいました。
補助にいるだけでも物凄く体力がいるのと思うのですが、お父さんの気力も体力も本当に凄いなと思って、近くで見ていてとても格好良かったです。
約20本以上の大きな栗の木をチェーンソーで剪定してくださいました。
周りを見ると切った大枝だらけで、「こんなに切ったんだ!」と圧巻だったなと思います。
今年と来年を使って、木の形をまた作り直せたらいいなと思っていて、どんなふうに育っていくかがとても楽しみです。
また続きの手入れも頑張りたいなと思います。
(まなか)
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吉畑手前ハウスで育てていたバナナ(ミニサイズ)が、ついに、収穫できました! マイナス8度を下回る、極寒のこの地でバナナを栽培するのは難しいです。
ハウスの中にもう一重ハウスを作り、さらに電熱ケーブルを仕込み、岡山の寒い冬をしのいできたバナナ。今年、初めて実を着けることに成功したバナナも、サイズはミニサイズ。
収穫できたバナナは小さいながらも、しっかりとしたバナナの見た目と香りでバナナらしいオーラを放っていました。
がしかし、味は……。
来年は、普通サイズの甘く美味しいバナナが収穫できるように頑張ります!
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3月に突入すると同時にフルメニューのコースも伸び今日から「奈義・石生・梅の木」コース、その距離、なんと9キロ!
3つのコースを続けて走り切れるかどうか、ドキドキ……だけど、土曜日でお仕事組さんもいてくださって、ながーい列。みんなと走れることにワクワク……。
ドキドキ・ワクワク、やる気は100パーセント。走る距離が伸びるほど、お題まわしの回数は増え、今日から5つになりました。
さとえちゃんがスタート前に2つ、教えてくれました。
奈義コースでのお題は「世界一カラフルな衣装」「なのはなで育てたことがなくて育ててみたい野菜」の二つです。カラフルな衣装は、と聞いた瞬間私は頭の中でパッと思いつきました。育ててみたい野菜で育ててないもの……なのはなでは何でも育てているから何があるかな。頭の中で想像と、を膨らませながら「肩を上げて、すとんと降ろして……」それでは、出発!!
始めは奈義コース。一面に広がる田んぼの中を真っすぐと走ります、走っていると地域の農家さんが田んぼの肥料入れをしているところも。
私たちも、もう少しで肥料入れ!? 季節も感じながら走っていきました。
奈義コースでは田んぼの周りを2周するのですが、1週目は那岐山に霧が掛かっていたけれど、2週目になって霧が晴れくっきりと。天気は絶好! コースの中では梅の木のつぼみも発見。花が咲く日が楽しみです。
途中で写真撮影で「ドキドキポーズ」をみんなでとったり、「いっちに、いっちにっ」のかけ声をしたり、みんなと列も、声も一体となって走れることが凄く嬉しいなと感じました。
そしてあっという間にお題まわしの時間に、「世界一カラフルな衣装」はなのはなのコンサートの衣装をみんな言っていた。気になる「育ててみたい野菜は」レンコンが大人気! レンコンは冬の寒い中に深い泥の中に入って収穫をする。という収穫にも勇気がいりそうな野菜だけれど、それを育ててみんなと収穫するところを空想するとワクワクしました。
お題まわしを終えたら、気がつけば坂を上り、奈義コース完走!
続いて石生コースです。その時、古吉野から応援の声が、室内で作業を進めてくれていたみんなが、「頑張ってねー」と笑顔で手を振ってくれました。その笑顔にパワー回復。
私たちを待ち受ける心臓破りの坂では何度走ってもキツい!をだけれど、底力を出してお題回しみんなと思いっきり声を出します。「世界一成長するスピードが速い植物は」「やってみたいセブンブリッジの罰ゲーム」をみんなと回していたら、無事一番の山場を越えることができました。
成長が速いイメージの植物は、アスパラが多数。なんか、納得です。
やってみたい罰ゲームをみんなから聞いていると、やってみたいー! 面白そう! となるものがたくさんで、次回のセブンブリッジの罰ゲームがどうなるか楽しみになります。
石生コースを走り切り、古吉野に返って来たら、いよいよラストの梅の木コースに突入です!
みんなと「いっちにっ、いっちにっ」本当に気持ちがよく晴れた天気。ここまで来たら、もうみんなとどこまでも行けそうなくらい、楽しくて、気持ちがよくて、長い列になってみんなと走る時間が大好きだな…と走っていて感じました。
今日最後のお題回しは「世界一背の高い木」これは難易度が高い。植物や木に詳しくない私でもなんとか考えてみたのですが、みんなも考えに考えて、言っていました。そんな世界一を考えるシリーズには実は答えがあるのです。
梅の木コースラストスパート、答え合わせがありました。「世界一成長の早い植物」は、ウキクサと「高い木」セコイア115?!さとえちゃんの後に続いてみんなと気持ちよく復唱して、「へーっ!」と驚き、そしてゴールです!
みんなと両手を万歳してゴール!!
みんなと9キロを走り切ることができました。クールダウンで花壇の前を歩いていると、黄色に青に、白、色とりどりのクロッカスが「おつかれさまっ!」と言ってくれているようで、それにムスカリも1輪先始めていて、そんな沢山のお花たちに心癒されました。
毎回フルメニューで走り切るたびに、みんなと両手を上げて「ゴール!」と喜び会えること、達成感をみんなで感じられること、お題回しをしたり、走る中で一緒に走るみんな、そして私たちを包み込んでくれるような癒しをくれる、自然の植物たちを感じながら、走る時間がとっても大好きで、みんなと走るたびに心も身体もリフレッシュされました。
(ももか)