2月28日
●毎日の当番でも
先ほど、夕食後の当番で食器洗いをしてきたのですが、とても嬉しいことがありました。
食堂の食器棚の板が、食器の重みで亀裂が入り始めていたのを、須原さんが新しく板をカットしてくださいました。そして今日、ついにその板を食器棚に取りつけました!
そのとき「ぴったりー!!」と、洗いのメンバーみんなから拍手が起こりました。大人数分の沢山の食器が入っているけれど、新しい棚はしっかりとした頑丈そうな板で、とても頼もしそうです。
ほしちゃんが可愛い柄の不織布を持ってきてくれて、その板の上に敷いてくれました。そのときに食器もすべて取り出したので、「せっかくだからお皿の種類もそろえて、綺麗にしまおうか」と、その場に居たさとえちゃんやももかちゃんたちと、満場一致で、食器の整理整頓もしました。すると、隣の食器棚が目に付きました。
「……隣も気になるね」と、ももかちゃんがぽつり。わたしたちも共感して、そこは棚を取り替えたわけではないけれど不織布だけは張り替えて、食器を取り出して、同じように整理整頓をしました。
すごく綺麗に、整然と並んだ食器棚は、ずっと見ていたいくらいに気持ちが良くって、今も嬉しい気持ちでいっぱいです。ほしちゃんやみんなと「ああ、本当に嬉しいね!」「このことで記事が書けそうなくらいだね」と笑って、当番から解散していきました。
毎日の当番でも、こうやって少しずつみんなでその環境を変えていく、磨き上げていくことができると、自分の気持ちも変わって磨き上げられていける気がします。
生活のなかで、暇つぶしだとかお休みだとか、どうでもいいことなんてひとつもないのだなと思います。ちゃんと大事に大事に過ごしていきたいです。
集合の時に、ある子の質問に対して、お父さんが答えてくださっていた言葉が心に残りました。
わたしは自分自身に対して、真面目じゃない、不真面目だ、という気持ちがかなり強いです。
「病気の症状めいた気持ちによって、不真面目になったり性格が歪んでしまうことがあるから、そういう人は真面目になります」
と教えていただいて、自分が自分を不真面目と思うこと、自分で自分を許せなかった、過去のいくつもの出来事や問題行動は、症状的なものと教えていただけて、有難かったです。
お父さんは「真面目な人は自分のことを不真面目だと言うんだよ。逆に不真面目な人は自分のことを真面目と言う。逆になっちゃうんだ」と話されていました。
それを聞いて、自分にも当てはまっていたのですが、「そうか!自分は真面目だったんだな」とは、正直まだ100パーセントでは思えていないです。けれど、その話をお聞きしていて、自分が「不真面目だ、真面目じゃない」「本当は真面目でよくありたい」と思う気持ちは確かで、いつも強く願っていて、それだけでいいのだな、と感じました。
自分で自分の評価はしない、真面目でありたいという気持ちを持ち続けるだけ、ただ、そうするようにします。