2月27日
今日は永禮さんのお誕生日でした。
緊張と楽しみな気持ちで、朝早くから目が覚めていました。
7時になるのを布団の中で待って、朝から練習をしました。
遠くの体育館の窓が開いていて、外の桃の花枝作りをしているみんなが見えました。明るい日差しに照らされていて一気に春を感じました。
外を見ていると、日の明るさに永禮さんの笑顔を思い出しました。
暖かくなり、日照時間が長くなって、気持ちも上向きになりそうだなと思います。
午前中の初めに、バンドの音だしと、みんなの出はけの確認をしました。
合わせの後、バンドの音量を調整するときに私がわからなくなったとき、後ろからさとみちゃんがすっと助けてくれました。とてもありがたくて嬉しかったです。
その後はまえちゃんたちとはにかむボールを設置したり、会場の設営を手伝わせてもらいました。
整理整頓で、まえちゃんがどこに何を片づけるか、どう並べるかに拘って体育館を綺麗にしていく姿を見て、先日の「足元を見て、一番簡単なことから一生懸命やる」というまえちゃんの言葉を思い出しました。
細かいところにまで美意識を働かせるまえちゃんの美意識の高さを感じました。
白いテーブルをどうやったら綺麗になるかをりなちゃんと考えて、消しゴムだけでは落ちなかった汚れをりなちゃんが激落ちくんを持ってきてくれて新品のように綺麗に消してくれました。小さなところまで拘りを持って一生懸命作業するのはすごく気持ちがよかったです。
そのあとは永禮さんとご一緒に昼食をいただきました。
いただきますの前に「ハッピーバースデー」を歌っただけで永禮さんはすでに感動して涙を流されていて、私もついもらい泣きしそうになりました。
永禮さんは1人ひとりの顔を見ながらコメントを聞いてくださって、そのときのその子との思い出を思い返されているようでした。
永禮さんはいつも、誰にでも分け隔てなく声をかけてくださって、いつも変わらない笑顔を向けてくださいます。
お昼のコメントでは言えなかったのですが、私の永禮さんとの思い出といえば、去年の山小屋キャンプでウォークラリーが一緒のチームだったことが印象的です。
アリの小人のゾーンの「目隠しをして手触りで誰かを当てる」というゲームをしたとき、永禮さんはすぐに当てることができました。背が高くて、手が大きくて、働き者の手でした。山を歩いてタケノコを見つけるときも、私たちが見つけられないようなところでタケノコをたくさん見つけてくださいました。
もみがらをおろしに来てくださったとき、永禮さん手作りのあおりを一緒につけさせてもらいました。そのとき、すごく雨が降っていたのですが、何も気にせずにいつもの明るい声で指揮を執ってくださいました。
今年の冬に雑木を切りに来てくださったときも、外はものすごい吹雪でしたが、「寒くはないです」とやる気に満ちた笑顔を向けてくださって、本当にすごいなと思いました。
永禮さんがいらっしゃらなければできないこともたくさんあって、いつも支えてくださって本当にありがとうございます。
本当にいつも私たちなのはなファミリーのことを好きで、応援してくださっていることが、ありがたいことだなと思います。
午後は、クイズ大会に始まり、演奏を見ていただきました。
永禮さんクイズはどれも見当がつかないくらい難しかったのですが、チームのみんなと出した答えが奇跡的に連続で正解して、嬉しかったです。
あゆちゃんが言っていたように、永禮さんは私たちのことを事細かに知ってくださっているけれど、私たちはあまり永禮さんのことを知らなかったんだな、と改めて感じました。
演奏では、新バンドの初舞台でもあり、少し緊張していました。
今日はつきちゃんのベースもあって、やはりベースがいてくれると曲が安定するなと思いました。自分的に100%納得のいく演奏、とはならなかったのですが、自分に足りないところをみんながカバーしてくれて、気持ちが伝わったことが嬉しかったです。
フラガールは私もとても大好きな曲で、何度聴いても弾いても好きだなと感じました。
今日足りなかったところを町民音楽祭ではうまく弾けるようにしたいです。
最後に、永禮さんが用意してきてくださった都道府県クイズもあって、それが白熱してすごく楽しかったです。祝われる側にいつづけるのではなくて、どこまでもエンターテイナーな永禮さんが素敵だなと思います。
今日はたくさん永禮さんとご一緒の時間を過ごすことができて、楽しい一日でした。
私も永禮さんのように何かを好きな気持ち、求め続ける気持ちをしっかりと持って、フットワークの軽い、笑顔あふれる人になっていきたいです。