「苗のことを考えると」 なつみ

2月25日

 今日は午前にミーティングの読みまわしと、午後には、よしみちゃんと一緒に、まえちゃんからお願いしてもらった、育苗の準備をしました。

 ミーティングの方では、症状のきつさは、みんな同じくらい大変で、自分も含め、改めて、摂食障害は「人生が成立しない病気」なのだと思いました。
 チームの人の作文を読んでいると、自分もちゃんと過去と決着をつけて、前に進めるように書くべきだろうと思いました。
 そのためにも、お父さんが話してくださったように、自分の頭、体、心を横に置いて、魂という視点から、自分の過去を客観的に見ていくことを意識します。
 治った先のイメージが、我慢の人生ではなくて、もっと具体的に希望のあるものになって、それを信じられるようになること、明るい展望を持って行きたいです。

 育苗の準備の方では、苗床にビニルをかけたり、ラックの整理をしたりしました。
 レタスやキャベツの種が届いたら、種まきと育苗が始まるそうで、それがとても楽しみです。
 今夜は、サーモスタッドを35度に設定して、温度を見ています。
 レタスやキャベツの事を考えると、最低でも10度は保っていてくれたらいいなと思います。
 因みに、本で読んだのですが、植物にとっては空気中の温度よりも土壌の温度が生育に影響を及ぼしやすいそうで、やっぱり根っこは命だからなのかなと思いました。
 レタスは、播種後の温度条件が大きく影響する用で、25度以上には絶対にしないことと、子葉が完全に展開するまでは、乾燥させないこと等々、やっぱり苗は繊細だなと思いました。
 その後にキャベツの育苗を調べたら、なんとキャベツの苗はマイナス4度でも凍害を受けないそうで、なんてタフなのだ、わたしだったら凍え死んでるよと思い、びっくりしました。
 キャベツは育苗日数でセルトレーの穴数を変えるそうで、天気の都合で育苗日数はどうしても変わってくるだろうなと思い、そこは難しいなと思いました。
 酸素要求度は高いので、種まき後にびちゃびちゃに水やりをせず、適度にやらないといけないと思いました。

 苗床は、とってもきれいにビニルが掛けられて、よしみちゃんがいてくれたからで、とても有難かったし、「綺麗にできたねー!」とよしみちゃんが笑顔で言ってくれて、こういうのがすごく嬉しいなと思いました。
 草刈りはできなかったけれど、まえちゃんが、夜露が乾いた日中にやろうと話してくれて、種まきが始まる前に、苗を思って場所を作って、謙虚で丁寧な気持ちを作って、苗が気持ちよく過ごせるように、出来ることをやりたいです。

 すごく楽しみな気持ちと、緊張があるけれど、種まきとか発芽とか苗の事を考えていると、キラキラしてきます。そういうのを、まえちゃんが作ってくれたことが、とってもありがたいなと思いました。