
2月14日のなのはな
河上さんが古吉野に来てくださり、お米研ぎ講座を開いてくださいました。
河上さんにお会いするのは久しぶりで、河上さんの姿が見えると、ほっと安心する気持ちになりました。
お米研ぎというと、なのはなに来るまではそれなりにしたことはあったけれど、その頃、正しいお米の研ぎ方は知りませんでした。
今回、あらためて河上さんから、米びつから一升ますにお米をきちんと取るところから、丁寧に教えていただきました。
お米を入れたボウルに、水を入れ、そこで素早くすすぐことを教えて下さいました。
この時に、水に浸る時間が長いと、お米が糠の味になってしまい、お米の味も悪くなってしまうということでした。
水を捨てたら、7回、研ぎます。
この時に、お米研ぎをするときの姿勢も教えていただきました。
足を肩幅に開き、膝を曲げて、屈伸運動のように、お米を研いでいくということでした。
調理台の上に、手を置いて、一人ずつ、河上さんが、自分たちの手の上から手を置いて、「このくらいの強さだ」とお米を研ぐときの力加減を教えてくださいました。
思っていたよりも、しっかりと強く研ぐんだな、と思いました。
35回研ぐのを5セット。これが、なのはなで多人数の食べるお米を研ぐときの基準だと河上さんが話して下さいました。
最後には、お米の研いだ水が澄んだ色になるように4,5回すすぐということを教えてくださいました。
その澄んだ水の色を見極めるのが、すごく重要なところだと思いました。
また、ザルなどの道具を使うときも、丁寧に扱うことも話して下さいました。
仕事をするときの道具も壊れてしまうと仕事にはならないから、丁寧に扱うんだよ、と話して下さり、その意識が大事だな、と思いました。
お米を研ぐのも、大事なポイントがたくさんあるんだな、と思ったし、今回、教えていただいたことを実戦できるように、しっかり覚えておこうと思いました。
お米研ぎが上手くいったかどうかは、炊きあがったときのお米の状態ですぐにわかる、と河上さんが話されていました。
お米研ぎを極めていきたい、と思いました。
今後も、お米を研ぐときの指標にもなって、河上さんから教えていただけたことが、すごくありがたくて、嬉しかったです。
(ほし)