2月11日
寒波が少し遠ざかってきて、最高気温が2,3度ではなくなり、数日後にはもっと暖かくなると聞いてほっとしています。マイナス7度、最高気温2度という中でも生きていけたことがびっくりで、私はこの寒さでも生きていけるのだと自信になりました。
お父さんに言っていただいて、良いことも悪いこともどちらも思ったままに書いてみることを意識しようと思います。私は嫌に感じてしまった時、その感情をなかったもののように、見ないようにしてしまうので、自分の感情に意識を向けて悪いことも書くというのが凄く怖く感じてしまいます。人に対して嫌だなと思った時など、そう思ってしまう自分の心の醜さに自己嫌悪する時がほとんどで、自分の汚さを感じたくなくて、それをなかったものにしてしまう時もあるように思います。怖いですが、プラスとマイナスの視点をどちらも持って生活し、書いてみることをがんばります。
山小屋だより2月号で、成人式の写真を見ました。そこに写っている私は、本当に穏やかなで幸せそうな顔、雰囲気をしていて、自分でいうのもあれですが、凄く可愛く見えて驚きました。今まで私はかなり写真写りが悪く、目が死んでいるような写真が多かったので自分ではないみたいでした。自分があんなに穏やかな顔をしていたことが本当にびっくりで、なのはなで安心を得られたことによる表情だと感じました。ハウスミーティングでお父さんが写真は撮る人と撮られる人との関係や、気持ちを写すと教えていただいて、お父さん、お母さん、スタッフさんのことを信頼しているからこそ撮れた写真ということを強く感じました。お祝いしてくれたみんなが作ってくれた空気が暖かくて優しいものだったから、私も穏やかな表情をしていたのだと思います。
どの写真にも、症状が辛くて、自己否定が止められなくて精神安定剤をたくさん飲み、自傷を何度もしていた自分、毎日泣いていた自分、辛さのあまり家で発狂ばかりしていた自分、がどこにもいなくて、その面影すらありませんでした。
なのはなで穏やかに、楽しく生活させてもらえていることが本当にありがたく思います。
ななほちゃんの成人式の記事を読んで、上から目線になってしまうのですが、ななほちゃんが中学生でなのはなファミリーに出会えて本当によかったと心から思いました。今のななほちゃんからは想像できない、ななほちゃんの過去の気持ちを知って、みんな本当に同じ苦しさを持っていたのだと改めて実感しました。
摂食障害の人はどんどん増えていて、大人はもちろんのこと、小中学生の時点で強い絶望を感じている子もたくさん増えていると思います。心の中で願うだけになってしまうけれど、苦しんでいる人たちがななほちゃんのように、私のようになのはなファミリーに出会えることを強く願っています。私はその人たちに直接何か出来ることはないけれど、その人がなのはなに出会った時に、治る材料を渡せるように、経験談を話せるように全部のことを大切にして生活していきたいです。
ななほちゃんの記事に乗っていたみんなの写真が本当に可愛かったです。なんでこんなに可愛いんだと、飾りたくなるほどでした。ななほちゃんの写真は、全部の表情が違って、本当にすごかったです。なのはなでたくさん写真を撮られてきたからねと本人が言っていたのですが、本当に表現力の凄さに驚きました。大人としての表情、ちょっとはっちゃけた表情、太陽のようにきらっきらの笑顔に、凄くキュートな可愛い表情、他にもたくさんあって、一体ななほちゃんはどれだけの表情の引き出しがあるんだ!? と驚きました。
どの写真を見ても表情がコロコロ全部違うので、本当に見惚れて、見入ってしまいます。こんなにたくさんの表情ができるから、なのはなでのダンスでもいろんな曲の世界観に合わせて、その雰囲気で踊ることができるのだろうなと思い、本当に尊敬します。ななほちゃんのダンスはどれを見ても、凄く魅力的で、本当に素敵で、私もななほちゃんみたいにたくさんの表情の引き出しを作って表現できるようになりたいなと思いました。本当に凄く可愛かったです。