「何倍にもいい曲に」 のりこ

2月11日

 昨日までの寒波が通り過ぎたのか、今日は日中ぽかぽかと暖かくて、作業も快適でした。私は午前中、梅の剪定に入りました。実際に私が剪定したわけではなく、さくらちゃんとよしみちゃんが剪定してくれて、私は木のコケをブラシで取ったり、切った枝を運ぶ作業をしました。苔取りがとても楽しくて、ボロボロと苔が取れていって綺麗な幹が現れると凄く嬉しくなりました。さくらちゃんによると、梅の木に元気がないと苔が付くらしくて、梅の木苔と言うそうです。苔がみっしり生えていると木が呼吸ができなくなるので取った方がいいということでした。

 剪定については私は全く分からず、どれを切ったらいいのか本当に分かりません。2人が、「これはいらないよね」などと確認しながら次々に切っていく姿が格好いいなぁと思いました。途中でお父さんが来てくれると、もっと大胆に太い枝まで切っていくことになって、剪定って思い切りが必要なんだなぁと思いました。

 午後は町民音楽祭の演奏をお父さんに見ていただく時間を頂きました。三味線部は3曲を聞いていただき、私はそのうちの2曲『貝殻節』と『下津井節』を弾きました。間違いが多かったのですが、一応最後まで弾くことができてホッとしました。お父さんにも「曲になっている」と言ってもらえて嬉しかったです。私は一応は弾けるようになったのですが、それから先が進歩がなく、ミスの回数が減りません。本番までまだ時間があるので、完成度を高めていきたいです。

 今日はゆいちゃんが歌で入ってくれて、ゆいちゃんの歌が凄く良くて何倍にもいい曲になったのが嬉しかったです。ゆいちゃんって本当に不思議な人だなぁと思います。ゆいちゃんはそこにいるだけですごいパワーをくれます。部屋に入ってきてくれただけでパーッと嬉しい気持ちになり、元気になります。コンサートでコーラスの指導をしてくれた時も、セブンブリッジで同じチームになった時も、お風呂にゆいちゃんがいる時も、ゆいちゃんがいるといつでも本当に面白くて楽しくて元気になれて、凄い人だなぁと思います。

 もう少し書きたいことがあったのですが、消灯時間になったので終わります。