2月10日
桃の樹のそばにいたり、桃の樹に触れていると、気持ちが穏やかになります。
何者かに大きく包まれているような感覚だったり、剪定をしていても、枝を切って、枝の弾力だったり、大きく伸びた枝をみると、桃の生命力のを感じたり、そういう瞬間のなかで心が癒されて、桃のもつ力に助けられていることがあると思いました。
摘蕾をして、花芽を取られても、夏に実を採られても、また次の年には花芽をつけて、実をつけて、お父さん作詞、さとみちゃん作曲の『桃の唄』を思い出しました。
桃作業、そして、畑作業をしていて、桃の樹、野菜の手入れをしていて、桃の樹や野菜のまっすぐさを感じると、私も、畑を耕すように、心を耕して、野菜が芽を出して、収獲まで手入れをされることにまっすぐに吸収していくように、私も、変わっていくことを諦めずに、成長していきたいです。
少し前に、スモモの剪定をしたとき、スモモは枝垂れている枝があったとしても、先端は、くっと上を向いている枝がほとんどでした。
枝垂れた枝の先が下を向いて、枝垂れたままになっておらず、先端だけはくっと上を向いて、スモモの強さを感じました。
実をつけることを諦めていない、生きることを諦めていない、そんなスモモの力、強さを感じた瞬間でした。
前を向くこと、決して諦めないこと。スモモの姿をみていて、力や勇気をもらいました。
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先日のハウスミーティングで、お父さんに「失敗することで見放される怖さ」について質問させてもらいました。
私は、幼いころから、失敗することを恐れたり、失敗したことで自分はダメだと思われる、見放されるのが怖い気持ちがあります。
存在を無視されること、お前は必要ないとされ、見放されることが怖い。
私は、できなきゃいけない。ちゃんとしなきゃいけない、心配をかけてはいけない、迷惑をかけてはいけない。○○しなきゃいけない、という囚われた気持ちがあります。
ちゃんとしなさい、といつも尻を叩かれているような感じがあったりします。
それが当たり前になっていたけれど、幼いころに傷ついたことで、それは、ノーマルではない、当たり前のことではないということを、お父さんの話を聞かせていただいて思いました。
親が不機嫌になり、無視をされて、自分の存在がないものにされたりすると、自分の意志がなくなったり、人に甘えることもできなくなり、信頼することも難しくなる。
お父さんに、ユアペースではなく、マイペースでいくこと。相手に合わせるのではなくて、自分のプラン、気持ちを言うことをしていこう、とお父さんが教えてくださいました。
お父さんが教えてくださったことを意識し、実行し、変わっていきます。
ミーティングに真摯に向き合います。