
2月6日のなのはな
3月9日に行われる町民音楽祭の出演に向けて、バンド練習を進めています。
今週は寒波の影響で外での畑作業になかなか出られないけれど、そんなときこそバンド練習を精力的に進めるチャンスだ! と、気合いを入れて練習に向かえる時間がとても嬉しいです。
私は、オリジナル曲チームのドラムを担当させていただくことになって、3曲演奏するうちの『桃の唄』と『キボウ』という曲を練習しています。生まれて初めてドラムを叩いてから、もうすぐ1週間、今の自分の中で、ドラム練習に向かっている時間が最も楽しい時間です。
ドラムは右手左手、右足左足、手足が全部バラバラのリズムをとっていて、それを同時に叩くというのが本当に難しいなあと思います。特に左手と左足は、もはや自分の手足とは思えないくらい言うことを聞いてくれなくて、すごく悔しくてもどかしい気持ちになります。いつもなのはなバンドでドラムを叩いているかにちゃんが、本当にすごいことをしているんだと改めて感じました。
でも、難しいと逆に燃えてきて、何度も何度も同じフレーズを繰り返し繰り返し練習していくうちに、気がついたら楽譜通りにリズムが叩けるようになっていて、そのときに本当に嬉しくなります。
同じドラム担当のあけみちゃんが、
「ドラムもダンスと同じで、頭で考えるよりも、身体で覚えると良いんじゃないかな」
と話してくれました。何度も繰り返し練習して、身体でリズムを刻めるくらい、いっぱいいっぱい練習したいです。
2月11日に、一度各チームの演奏をお父さんに聴いていただけることになっています。締め切りが一気に短くなって緊張や不安もありますが、そのぶん、練習にも一層気合いが入ります。自分のできる精一杯で、明日からも集中して練習に向かいたいです。
(よしみ)
しょうおう町民音楽祭では、なのはなから「邦楽の部」にも出演します。
先月末から三味線部が始まり、新しいメンバーも入ってくれて、7人で三味線を弾きます。唄、太鼓、笛も入れて『真室川音頭』『貝殻節』『下津井節』の3曲の民謡を演奏します。
今週中に、今回のメンバーで初めての『貝殻節』を完成させる目標で練習しています。鳥取の民謡であるこの曲は、漁夫の舟歌で、毎日海で働く漁夫たちの力強さを感じさせる曲で、一度聞くと耳に馴染みやすい曲です。
新しいメンバーを含め今までやっていたメンバーも今一度、三味線の扱い方、姿勢、弾き方を全員確認して、基礎練習もしながら、自分の弾き方を正して練習しています。
三味線は、胴の皮が犬の皮でできています。温度や湿度の変化を受けやすく、傷みやすいのですが、ずっと仕舞っているのではなくて、毎日使うことで柔軟性が出て、胴皮の劣化を防ぎます。自分達が慣れるだけではなくて、三味線自体も毎日扱って慣らすことが大事なのだなと感じます。
三味線のことをよく知り、三味線を扱う回数が増えるほど、楽しく感じます。私はウィンターコンサートのときも『真室川音頭』を弾きましたが、そのとき以上に三味線が弾きやすくなっているのを感じます。
今日の3時間では、個人練習の時間の合間に何度かみんなで合わせをして、回数を重ねるごとに音が揃うようになりました。最近は、夜も毎日、三味線部のみんなでその都度できるだけ時間を取って練習しているのですが、日頃の積み重ねがあってこそだと感じています。今日一緒にやっていた、のりこちゃんやあやちゃんの覚えるのが早くて、みんなの一生懸命さに自分も気が引き締まります。
メンバーのみんなと気持ちも音も合わせていい演奏ができるように頑張ります。
(まりの)
